ぷりん

俺が好きなのは妹だけど妹じゃないのぷりんのレビュー・感想・評価

1.0
兄大好きという内容で書いた妹のラノベが大賞を取ったことをきっかけに妹と兄が仲良くなる話。のはずだがアニメの作画が酷すぎて頭に入ってこない。2話でリタイア。
全てはひどい作画に原因がある。まず、制作に関わる人が少ない。EDをよく見ると1人で何役もこなているのが散見される。(そもそもEDも黒地に放送回の総集編を流すという雑さ)そのため、時間がなかったのか同じカットを使い回す場面が多すぎる。画角が全て同じである会話シーンはまともに頭に入ってこない。
あと、テンポ感がおかしい。同じカットを使い回しているせいかセリフの長さとシーンの表示時間が噛み合わない結果、妙に間延びした会話になっている。声優さんが作画に合わせてなんとか頑張っているのが悲しくなってくる。
そもそも絵を書いている枚数が少なく、場面転換に突然の暗転がよく使われる。
また、貴重な絵だが作画崩壊は日常。正面以外の画角から描かれる人の顔は大体おかしい。特に目の位置や大きさがまちまち。
結果、作画のせいで面白いであろう原作や頑張っている声優さんを潰している。この制作会社のアニメはもう見たくない。
ただ、他のアニメがどれだけ丁寧に作ってあるか気付けた点はこのアニメを評価したい。
この作品を見たあとは「妹さえいればいい」というアニメを見るとグッと来るものがあるかもしれない。
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