※10話までの暫定スコア
電気自動車の普及した現代で繰り広げられるラリー競技MFGでの戦いを描いたレースアニメ。
原作は頭文字Dと同じ作者で、本作は頭文字Dと同一世界、数十年後を描いている。作品全体にやや古い表現は残るものの、車や舞台が現代化している。
頭文字Dと同様に車の種類やチューニングなどの深い部分まで触れて、熱いレースを描いている。ただ、恋愛要素を織り交ぜているため、ややテンポが遅い。また、1vs1ではなくタイムアタックや複数台レースであるため、各車に描写が分散して、展開の熱が冷めてしまっている印象を受けた。（もちろん時代背景も影響してると思うが）
アニメ描写について、3Dと2Dを上手く織り交ぜたレースシーンは圧倒的。ただ、ところどころ手を抜いてるのではと見受けられる繰り返し表現もある。
頭文字Dの後継作で同様に熱いレースを描いた作品だが、テンポ感の悪さ・描写の分散といった点で頭文字Dとは異なる作品。ただ、現代化された頭文字Dの面白さは健在、頭文字Dに触れたことがあるならオススメできる。
