世界を壊し世界をつくる

風が強く吹いているの世界を壊し世界をつくるのレビュー・感想・評価

風が強く吹いている(2018年製作のアニメ)
4.7
ハイジさんによって竹青壮に集められたほぼ駅伝初心者の10人の学生達が箱根駅伝を目指す物語。
″風が強く吹いている″逆らうように走り出すその先に探す答えがあると信じて、強さとは、走るとは、生きるとは、全ては風の向こう側、希望は僕らの胸の中、道はほら目の前にある。だから今日も走るんだ!どこまでだって走るんだ!なぁ走るの好きか?
色々なものを抱えて走る彼らの1年間の勇姿を忠実に描いている。
自分が中学の当時に駅伝部でキャプテンをやっていてアンカーを務めていたこともあり、感情移入して観てしまった。
駅伝というのはみんなと走るからこそ感情的になるし、画面越しでもその熱はすごく伝わる。頑張る人達の輝きを葛藤や成長を交えつつ上手く描ききっていてとてもいい作品だと感じました。
ただ、本番の時に背景とか葛藤を描きすぎてレースの細かい駆け引きや仲間のために1秒削り出すあのヒリヒリ感は足りないように感じましたし、テンポが明らかに悪くなってて詰め込んでいる感じは否めないかなと思いました。
感動はすごくしたし面白いことには変わりないんですけどね😭
すごく綺麗な終わり方でした。キャラクターに愛着湧きすぎて終わってほしくなかった😭
明日に一歩踏み出せるそんな作品ですね‼️

どうだ見えたか頂点は!