映画「スケートキッチン」がドラマシリーズに発展。また彼女らに会えて嬉しかった。映画版と同様、特別に飾るような演出はなく、NYの街を駆け抜ける姿がナチュラル。他愛のない会話シーンは恐らくほとんどアドリブで、彼女らの生態が垣間見える。
彼女達は実在する女子スケボーチーム「スケートキッチン」のメンバーであり、もちろん役者ではないのだが、ものすごく芸達者。全員が不思議な魅力に満ち溢れており、自然体な振る舞いがとっても親しみやすい。
人生が変わるような大きな出来事は起こらない。でも、半径数百メートルくらいで起こるつまらない些細なこと、しょうもないいつもの会話が、世界の見え方を変えてくれるかも。
怒ったり、笑ったり、泣いたり
黙り込んだり、騒ぎ立てたり
気になったり、気を引いたり
街はそんな声でできていて、
彼女らが街を滑走していく姿は
街の呼吸を感じるようです。