よーすけカサブランカス

DEVS/デヴスのよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

DEVS/デヴス(2020年製作のドラマ)
4.0
キリストの磔の場面が再現されたときはちょっと鳥肌が立ったが、フォレストたちはそこまで歴史に対して野蛮な方向には進まなかった。あくまで目的は家族だったがそのために世界がどうなっても、というセカイ系にも進まず、アマヤ社内でのそこそこミニマムな世界で物語が完結。
スケールは無闇に広げず、敵とは争わず、決定論における自由意志を討論するという感じ。なのでいちばん良かったのはフォレスト宅でのケイティとの会話シーン。ケイティ役の女優はほんと良い顔つきをしていた。
スパッと終わる感じではないけど、アナイアレイション同様ふわっとした奇妙な浮遊感が残るドラマ。