完走。
聞きしに勝る傑作…。
最終話は性暴力の被害者を扱った凡百の作品と一線を画すオリジナリティに溢れ、理想的じゃなくても過去を手放し創造する結末に圧倒された。
ガーナ系イギリス人で脚本・監督・主演のミカエラ・コール凄すぎる!
クリエイター自身の体験が基ながら、ドライでもウェットでも無い秀逸なバランスで軽妙に様々な立場の視点を描き、主人公はじめ全員多層的で被害者でも加害者でもある。
途中でゴムを外す行為など、後からあれは性暴力で虐待で搾取だったのかもと気付く辛さ。
生理時の血の塊を映像で初めて観た。