ジャンルはファンタジーとなってますが、確かにファンタジーです。
でもけして、“SF”ではない。
なぜなら、これをSF扱いしてしまうとSFジャンルを冒涜してしまう事にもなりかねないからだ。
と、このドラマをジャンル分けした担当者はそう思ったに違いない。
このコントのようなドラマには
昭和コメディエンヌの代表2トップ、
木内みどりと真屋順子のお二人が豪華にキャスティングされている。
少年時代はこの2人をただのおばさんだとしか見てなかったんですが、おじさんになってから見てみると
昭和のエロ本のような感動がここにある!!
こんなにもビューティフォーだったのか!
と、目から鱗、鼻から牛乳、口から吐息、耳から耳毛
な気分です(あんまり上手いの思い浮かばんかったわちくしょうめぃ)
ですがね、ですがですが、
内容のない内容がまた大爆笑必至なんですこれがまた。
しょうもないわけでもない。
くだらないわけでもない。
ずっと、コメットさんと愉快な仲間たちが織りなす
トンチキコメディホームタッチコント風ドラマもどきな日常
が延々と繰り返されてるだけなのです。
おそらくですが、
我々もまた常に面白い事が起こり続けるわけではない人生とゆうドラマを演じているわけです。(急にエセ哲学っぽい)
なので、
面白い事ばかりが連続的に継続しなくたっていいんです。
そうゆうこともあって、
延々ダラダラと68話にも及ぶ超大作になってしまったのでしょう。
そして、当時子供だったアタクシぁ
ただただひたすらに、大場久美子の美貌を楽しみにテレビに齧り付いていたわけです。
そんなヨダレと鼻水をくっつけたような頭の悪そうなガキたちが
こぞってコメットさんにより、
射精のない精神的な精通を経験したんだと思います。
それが視聴率につながり、
すけべ親父たちは、ツートップコメディエンヌを堪能し、
鼻水ヨダレ小僧たちは、コメット美人を堪能していた。
そんなドラマもどきなのです。
じゃなきゃあ、68話にならずすぐに打ち切りになってもおかしくない内容なんだもの。
誰が見るんですかこんなも…、こんなもんとは言いません。ええ。
言いませんけど、
こんな空っぽな作品、見たことないです。
よく子供の頃に見続けたなと、思うのは
おそらく。
おそらくですよ、
大場久美子以上の美人を世の中に見た事がなかったんですよ絶対。
そしてまた、そうでありつつもそこら辺にいそうな感じも良かったのかもしれない。
なんでこんなのが68話も続いたのか。
不思議ですが、
今見るとホントに大爆笑必至です。
少なくともアタクシは腹が砕け散りましたし、
今までの培ってきた経験値やら知識、知恵、スキル、などその全てをなにもかもリセットされそうになりました。
ぜし。
見てみつくだはい。
わからない人にはまったく、無。
わかる人にはめちゃくちゃハマる。
そんなコメットさんを
ぜし、ご堪能くださいませ。
ただし、記憶がすべてリセットされることを厭わない方々限定となりますが。