このレビューはネタバレを含みます
脚色がすごかったり、CGがCG過ぎたり、「金ヶ崎の退き口」がナレーションで終わったりで正直前半は微妙だったけど、
徐々に面白くなって、最後の方はしっかり楽しめた
この作品では、瀬名は家康に「戦のない世の中を作る」という夢を与えた存在で、その死が家康にとって大きなターニングポイントになっていたけど、最初はそれにすごい違和感があった。
というのも、瀬名は悪妻で、家康とは不仲だったというのが通説。「高貴な今川家出身であることが誇りで、家康がその今川を裏切って織田に着いたことで関係が冷え切り、長男の信康と共に家康を裏切って武田に着いたため粛正された」と学んでいた。
「穏やかで優しい家康の最愛の妻」として瀬名を描いて、信康とともに首を切られるその先の展開にどうやって繋げていくんだろうかと気になったが、なるほど上手く繋げたなと思う。
三河家臣団と家康の絆が好きだった🦐