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アンダン ~時を超える者 シーズン2のmanicureのレビュー・感想・評価

2.0
シーズン1は気になるところもあれば、今後が心配になるようなところも多いといった感じだったけど、やっぱりありきたりのファミリーメロドラマの方向性に流れてしまった。最終話のことだけで考えると、「人生には解決できない問題もある・映画のような毎日でも幸せになれる」ということメッセージだと思うんだけど、ここまでの流れとは違うぞ?あんだけスカッとさせたいから簡単に問題を解決してきたのに?あの会話がなければみんな幸せになっていた、あの日は違うことをやっていたら助かっていたかもしれない・・・そんなスムーズに行くもんなの?しかもタイムリープのルールがルーズ過ぎて、普通に考えれば主人公の存在が消えてしまう程の動きを取っているのに、解決法が毎回シンプル過ぎて幼稚に感じた。そこで、問題を解決出来なくても人生は人生、みたいな閃きは矛盾してないかな?

内容がしっかりしていれば矛盾していても許せる範囲ではあるけど、最終的に感傷的なドラマだけになるだけだから・・・特に得た物はと思う。
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