ダイセロス森本

暗黒と神秘の骨 シーズン1のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

暗黒と神秘の骨 シーズン1(2021年製作のドラマ)
3.1
キャラクターの個性が伸び切っていないので残念。題材も面白いし内容もきっと面白くできるのだろうから脚本がもうちょっと頑張ってくれたらいいかも。同時進行をしなければいけない場所がたくさんあるので見逃すと大変。色々と物事が進んでいくので置いてけぼりを食らうと一発で見れなくなるタイプのドラマ。
主人公がやたら迫害されている理由とか、太陽のパワーとか、たしかに表現したいものは伝わるけどそれがどうしたという感じ。理由がない。主人公は普通の世界で生きていたい、好きなのかはわからないけれど孤児院からずっと一緒の少年と人生を過ごしたいと強く願いすぎているから、こちら側の役割がにぶる。その力を引き出そうとする将軍もあまったるいこと言い出してからはあまり好きではなくなってしまったし、そもそも彼女の目的が力を生むことではないから難しいのかもしれない。もう少し少女に理由があればと思う。
ただ、裏側で動く3人組はとても好み。白人の男性もイケメンだし、年齢が分からない感じも良い。女性の忍者のようなキャラクターもとても良いし、背景もいい。黒人でヤギ好きな弾丸マシーンも面白いし、この三人メインでやってほしいくらい、おしいキャラクターたち。
これからどう伸ばしていくか楽しみでもあるけど、CGがちょっと安めなので悲しい部分もある。

頑張れ