吉田羊のしゃべり方!スーさんにそっくり!
よーく研究して演技に臨んでるんだなっていうのが伝わってきた。
話に大きな起伏があるとか、伏線が、とかそういう分かりやすく刺激的な面白さはない。でも、人の営みがぶつかったり、絡まったりしながら人生は進んでいく。その様子が丁寧に描かれていてとても味わい深かった。
見ながら私、子どもたち、夫、両親、祖父母…いろんな人に思いを馳せた。
一話終わるとタイトルにもう一つ付け加えられる演出、なんだかいい意味でゾワっとしちゃった。
原作読んでいた時は「私がスーさんの立場だったら、こんなに父親と頻繁に会えないな…」と思ってたけど、國村隼の演技を見て「あー、いるいる。こういう人…」と納得してしまった。お父さんはどこか憎めなくて、人の懐に入り込むのが上手なんだよね。「人たらし」の才能がある。
私の夫が三兄弟三男でまさにこのタイプ。私にはないので心底羨ましい。