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大豆田とわ子と三人の元夫の8のレビュー・感想・評価

大豆田とわ子と三人の元夫(2021年製作のドラマ)
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ナイスキャスティングすぎる。
松田龍平の自意識過剰マン、角田さんの英字新聞マン、岡田将生の子犬系皮肉りマン、最高です。
3人の元夫たちみんなメガネかけてたり、「3」って言葉に意味が込められてたり、いろんなこと考えながら見ました。

個人的に印象に残ってるのは2つ。
1つめは皆さんも大好きであろう小鳥遊さんがとわ子にかけた言葉。
「あなたが笑っている彼女を見たことがあるなら、彼女は今も笑ってるし。5歳のときのあなたと5歳の彼女は今も手をつないでて。今からだって、いつだって気持ちを伝えることができる。」
これは泣きました。人間は現在だけを生きてるんじゃないんですよね。グッときます。

2つめは網戸ですね。
網戸を直してくれる人=共に生きていく人なのかなと思って見てたのですが、お父さんが直してくれたり、1人で直せるようになったり。
一人だけどひとりじゃない生き方を選べるってすごい。
これは人生経験の差なのかもしれないが、私だって映画も、ラーメンも一人で行ける。けど、どこかで壊れた網戸を直してくれる人を待っている気がする。
でも、そんな生き方でもいいか!と思わせてくれるドラマでした。
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