もじゃぴ

怪物のもじゃぴのネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2021年製作のドラマ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

シン・ハギュンの演技に脱帽。最初は主人公でありながら謎に満ちた役柄で、この人やばそう...的なオーラを漂わせてるんだけど、謎が解明されてゆく程に、彼が身近な人達の悪意に巻き込まれその人生を狂わされた、ただただ被害者だってことが明らかになる。幼馴染や友達やその母親が、事実を知りながら20年も知らん顔でいたということが恐ろしすぎる。人間怖い。
真相があまりに残酷だけど、色んな人の思惑や秘密が絡んで複雑な事実が解明されていくのがおもしろかった。

Netflix「地獄が呼んでいる」で不幸なシングルマザーを演じてた女優さんが、主人公の幼馴染でサバサバとしてたくましい刑事を演じてたのが何か嬉しかった。
シン・ハギュンと共に真相を追い、最後は自分の身を揺るがす真実にたどり着いてしまう警部補を演じていたヨ・ジングもよかった。
ラストシーンの2人の表情がすごく印象的。これからの2人に、明るい未来が待っていて欲しいと願わずにいられない最後だった。
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