Kedjenou

ロンドン警視庁コリン・サットンの事件簿 シーズン2のKedjenouのレビュー・感想・評価

3.8
お役所的な組織の中で、どう誠実に信念を貫いて結果を出すか。難しいですね。そんな経験がある人にはグッとくるドラマです。

主人公はしくじれば定年間近なのに降格のリスクがあると言う困った立場に陥ります。いかにも硬直した組織にありそうなことですね。

自分の部署を離れて、他のチームに関わる際、余所者としてスタッフをどう掌握するかがまず描かれます。

捜査の力点も、限られた人員をどう配置するか、必要な追加予算をいかに獲得するかなど、探偵モノというより中間管理職の苦闘みたいな話になります。

そういう苦労がピンとこないひとには退屈かもしれませんが。
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