岡田拓朗

デイジー・ラックの岡田拓朗のレビュー・感想・評価

デイジー・ラック(2018年製作のドラマ)
4.0
デイジーラック
.
どこまでも温かく人間らしさが詰まった素敵なドラマだった。
.
挑戦は何歳からでもできる、他人と比べるんじゃなくてどこまでも自分の幸せを追求する、幸せの形は本当に人それぞれで、そこに大小も善悪もないし正解不正解もない。
.
何でも自分を基準に行動や幸せを押し付けるのはよくないのはわかるけど、それぞれの正解を基準に考えてしまうのが人で、だからこそわかり合うのが難しいこともよくわかるドラマだった。
.
距離が近いからこそ比べてしまい、そのギャップに打ちひしがれそうになるかもしれないから、自分も幸せそうに装う。
だから誰かがホロっと弱音を吐くと我慢していた本当の自分が次々と出てくる。
.
そんなプライドは無駄かもしれないけど、それも人間らしさなんだよなーと純粋に受け止めてくれるような懐の深さがこの世界には広がってるのも素敵だった。
.
様々なことが起こりつつ、ときには衝突があったり悩み苦しみながらも、それぞれの幸せを自分の理想として掴み取って誰とも比較せずに、全員が受け入れ合って全員が全員を認めて応援し合うラストに、思わず涙が出そうになった。
.
自分らしくって何だろうとか、自分の本当にやりたいことって何だろうとか、自分の理想って何だろうとか、自分にとっての幸せって何だろうとか、そんなことを考える間もないくらいせわしない毎日が続くときもあって…そんなときが大半やけど、一度立ち止まって普段考えないようなそんなことを考えて本当に自らの心に従って選択する人生を歩んでいけたら!
.
やりたいことは簡単にはできないけど、なんか色々しながら考えているうちに、意外とできあがってたりもするのかなと思ったり。(意外と考えられてないだけで)
やりたいことを追求する理想はリスクはあってもやらないと絶対に叶わない。
.
他の人たちを受け入れつつ自分を大事に自分の心に従って生きることの幸せを説く温かくなれるデイジーラックは、いつのまにか自分の中の癒しになっていた。
しかも金曜夜というのがまたよき!
.
他人と比較しない、自分の幸せを噛みしめる、幸せを強要しない、大切にしたい生き方や考え方が詰まった素敵なドラマでした。
若干ロスです。笑
.
P.S.
主題歌がとてもいいんですよね!
「幸せって。」まさにデイジーラックにマッチしてる。
ーーーーー
友達へのいいね!が出来ない こんな自分が嫌になっちゃう
こころの中のいいな!をクリック しちゃって凹んだ一人の夜
それぞれの人生 だからこそ違う日々があること
分かっていたはずなのに だから そうよ
あなたは あなたで あなたらしく
あなたは 誰でもないのだから
自分なりの金曜日と 自分なりの贅沢で
それで いいんじゃない?
幸せは競うモノじゃなくて 幸せに正しいはないから
気づいてね微笑んでる時間 探しモノはそこにあるかも
おめでとう!が続いた週末 ポジティブ帰りに落としてきちゃって
着回し馴れたパーティードレスも 隠してくれない焦りと不安
いつの日か誓ったそうでありたい自分の理想を
今ちゃんと 今ちゃんと 思い出した
わたしは わたしで わたしらしく
わたしは 誰でもないのだから
自分なりの愛でいい 自分なりの夢もある
それでいいんだよね 明日の余裕は今日つくろう
自分を好きでいられるように 大丈夫夢中でいられたら
探しモノはそこにあるかも
”幸せってなんだろう?”
シクシク泣いて ふさぎ込んでないで
だって笑って欲しくて
あなたは あなたで あなたらしく
あなたは 誰でもないのだから
自分なりの金曜日と 自分なりの贅沢で
それでいいんじゃない?
幸せは競うモノじゃなくて 幸せに正しいはないから
気づいてね微笑んでる時間 探しモノはそこにあるから
ーーーーー
いつものエンディングのダンスも癒しだった。笑
幸せは競うものじゃなくて 幸せに正しいはないから
って本当にそうなんだけど、それを大事にできないことがあるのは人だからこそ!
岡田拓朗

岡田拓朗