レフっち

メイドの手帖のレフっちのネタバレレビュー・内容・結末

メイドの手帖(2021年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ショーンのとこ戻ってからDV再開して父親まで訪ねてくるシーンはゾッとした。
モラハラDV認知歪み男2名に支配されてる空間。
ショーンも父親も、ネイトも含めてアレックスをあの手この手で支配しようとしてくるのが本当に怖い。
大学入学や自由な幸せを喜ばず、手元に置いて閉じ込めるだけのクズ男の言いなりになってはいけない。
それはアレックスもわかってるのに、クズ男に頼らなきゃいけない状況になってしまうのが悔しくて仕方なかった。
そこに現れたレジーナあああああ!!!
シェルターの女性たちもいいキャラばかり。
まあショーン自体も虐待被害者なんだが…最初親になるの拒否したらしいし、実際なるべきじゃなかったんだよね。

観てて辛いのはアメリカの福祉の酷さ…。
自由の国とは名ばかりの自己責任(思考停止)国家。
そこらへんは日本のほうが今はまだマシ。
あとやっぱり共同親権は厄介だ。
男から逃げる女が多いのは明らかなのに、連れ去ったら不利になるなんて。

大学至上主義らしいアメリカでアレックスが大学に行けたのは良かったけど、才能含め運に恵まれなかった人々は貧困層から抜け出せないと思うと鬱。
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