現代典型的な男思想から妊夫になることで、ガラッと意見が変わるのが、皮肉が効いててよかったw 女性ってだけで不利な立場で生きているのが当たり前な世の中で、妊夫になりそこに不満を抱く主人公。社会風刺的なシーンが多く、ジェンダーギャップを本当の意味で理解していない人（とくに偉いおじさん方）たちに見てほしい作品。
アキが、キャリアを頑張りたいという思いと、社会や周りから受ける“女としての役割“みたいなクソ概念の押し付けとで、悩んでる姿は共感できた。
全体を通して、偏見ってその立場や当事者にならないとほんとの意味で理解できないよな〜と。理解した気になって頭固くなるのでなく、それぞれが意見の主張とその主張を受け入れる話し合いや、妥協点の探り合いが大事だよなと思った。
男と女でこの作品の受け止め方って全然違うんだろうな笑
