斎藤工さんの妊夫姿に惹かれて、珍しく邦ドラ鑑賞。
巷で行われている〝妊婦体験”。
あれって、
『いやいや、お腹の重さを体験してるだけじゃん!実際は他にももっと色々あるわ!!』
と突っ込みたくなった人もたくさんいると思うのですが、
その〝もっと色々”もこのドラマでは随所に散りばめられています。
まぁ、それでも実際は〝もっともっと色々”あるのですが(笑)、
それを伝える趣旨のドラマでは無いと思うので飲み込むとして。
斎藤工さん演じるヒヤマケンタロウが母乳パッドを入れるシーン。
妙にコミカルでクスッとなるのに
どこか笑っちゃいけないようなリアリティもあって…
妊娠した事で内面も外見も変化していく様はリアルでした。
お腹の特殊メイクが凄かったのは言うまでもないのですが、
きっと姿勢や所作もヒヤマケンタロウをよりリアルな妊夫に見せていたのだと思います。
私は幼い子供が二人居るのですが
自分の中に思い描く父親像や母親像が染み付いていて。
そのことで時に息苦しさを感じることもありますが、もうそれはある程度受け入れています。
ドラマの中で〝アップデート”という言葉が使われていますが
自分の中にある感覚はそれとして、
その感覚を周りに押し付けることがないように…。
〝感覚”のアップデートは難しくても
〝考え方”のアップデートは常に心掛けていきたいと、このドラマを観て思いました。
もちろん〝感覚”もアップデート出来たら、自分ももう少し楽になれるとは思うのですが(笑)
ついついレビューが長くなってしまいましたが(これでも抑えめ)
観た後2時間はファミレスで語れる、
そんなドラマでした(笑)