いのしん

SPECサーガ完結編 SICK’S 厩乃抄 ~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~のいのしんのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

玄野冥府(酒向芳)というホリックのありかを知る人物と手を組んだ一一十(黒島結菜)はホリックを手に入れ不死身となると、内閣総理大臣(宅麻伸)の秘書官・長谷部国重(波岡一喜)と手を組んで日本を統治しようとした。時を止める・リバースするといったSPECをもつ一十に毒雪という一十一(神木隆之介)と同様の手口で倒そうと試みる御厨(木村文乃)だったが、それはトラップ。空気を操るSPECで本体のダルマを破壊し、ホリックの手足となっていた実体のない一十は破れるのだった。
終始理解に苦しむ作品だった。そこまで面白くない。ドラマ時代のSPECは現実の世界でSPECによる犯罪を解決することがストーリーのメインの軸となっていたから見応えがあったのに、SPEC結から本作にかけて、SPECを持つものと持たざるもののバトルテイストになり、面白さが薄れている。