このレビューはネタバレを含みます
オリオル・パウロ監督にしてはそれほど衝撃的などんでん返しじゃないと思ったら最後…!
やってくれるわ監督、そうでなくっちゃ!
いろんな事件いろんな事情の人々が最後どう繋がるのかワクワクしてたんだけど、うまく繋がった。
流石!
まぁ多少のご都合主義は目をつぶるわ。
だってそこは仕方のない事だし。
あと、最終的に伏線回収してくれるのはいいんだけど、いかんせん7話分の回収なのでそんなこともあったなーと忘却の彼方に行っちゃってる出来事もあって、やっぱりこういうのって2時間ぐらいの映画のほうが「おーっ!」ってなるかな~とは思った。
まぁ長い時間をかけられるドラマのほうが込み入ったストーリーを展開できるのは確かなんだけどね。
にしてもダニの父親の執着心すごいよな。
ダニをパーティーに行かせてしまったという後悔があるからこその執着なんだろうか。
自分の苦しみを少しでも紛らわすためになんとしてもマットを悪者にする必要があったんだろうな。
人間のそういう感情うまく表現してるなぁと感心。
マリオ・カサスは相変わらずハンサムだわ。
ほんとにいい顔。
つくづくいい顔だと思った。
もうけっこうなおじさんなのにまだまだ十分大学生に見えるし、大人の落ち着いた役は年相応に見えるし、激しい人格、優しい人格、それぞれの演じ分けも素晴らしかった。
女性陣もとてもよかったし、スペインの俳優さんたちは本当に演技上手い方が多いと思った。
いや~、面白かった。
満足満足。