8話まで観たところで、ここまでの感想を。
時間軸が行ったり来たりするので、理解するのに少々体力と記憶力が必要だけれど、ここまでのストーリーはとても面白い。
でも、それとは別の意味で興味深いのは、二人の関係性だ。
これは、エディプスの物語なのか。父と対峙し父を追い詰め、母をひたすら守る息子。
(若く美しい自分に戻って息子を愛でたいという母のファンタジーである、とも言える。)
彼を先天性失感情症としたのは正解だった。母(のような人)に寄せる気持ちが生々しくならず、逆に無垢で揺るぎないものとして映る。この設定に他の意味があるのか、少し気になるけれど。
この先が楽しみ。
