気づいたら搾取され、利用され、社会から“自己責任”で切り捨てられる女たちと、彼女たちに「あなただけが背負い込む必要はない」と言い続ける保護司の物語だった。
現実同様に答えとか解決策なんか簡単に見つかるわけなくて、でもそこをぼかさなくてめちゃくちゃえぐい仕立てになってるのが凄い。
彼女たちが陥る理不尽さを表す言葉を与えてあげることで認識を変え、辛いと心情を吐露することで他者と連帯する。
お正月に観るドラマではない気がしつつ、でも心に余裕がないときに観たら途中で止めちゃうくらいにはキツい話だったなと。