Sasadaさんの映画レビュー・感想・評価

Sasada

Sasada

シネリーブル神戸の、地下へ続く赤絨毯のワクワク感。映画が好きで映画館が好きだとはっきり自覚した瞬間です。(関西の人になら伝わるかしら)

映画(600)
ドラマ(1)

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.2

試写会にて。

1つの事件、2人の目撃者。
目の見えない元刑事と
目の見える孤独な青年。

バディムービーとしての心地よさ、チーム感が印象的。
主演も含め演技アンサンブルも良い。

だけれど、スリラー
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.6

身勝手で、ずるくて、信じられないほど冷酷で。
あまり見たくないダークサイドを見せつけられる。まさに“淵に立って”覗き込む感覚。

夫婦の仲は“それ”が起こってからの方が良く見える。

自らが犯した罪へ
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.8

映画館で観ることの意味がありすぎる。
全方位的にお勧めできる良作。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.5

“概念”を人から奪い散歩する宇宙人たち。

家族 所有 愛etc...
奪われた人々はみなリミッターが外れたかのように振る舞い出す。

概念から解放されたとポジティブに捉えることもできるのだろうけど、
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よこがお(2019年製作の映画)

4.0

観てて思い出したのは、「スリービルボード」

誰もが抱きうるほんの少しの悪意が連鎖すると、倍々ゲームで憎悪が吹き荒れる。
加害者に近しいものは謝罪すべきと考えるバカは、集まると人の命を簡単に削る。
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タグ(2018年製作の映画)

3.8

老いるから辞めるのではない。
辞めるから老いるのだ。

ステキな言葉です。
あの日あの時の行動が、後のその人をカタチ作るということ。
あの頃みたいにはしゃげないよなってスカしがちな我々へのメッセージ。
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.5

愛すべきバカ映画。

「イッツショータイム」カタカナ英語でドヤ顔する映画ってまだあるんですね。

玉城ティナ演じるオオバカナコに蜷川実花は自分を重ねてるんだろうし、だからこそ藤原竜也のシェフは蜷川幸雄
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.7

ゴールドラッシュに沸くアメリカ。
アメリカン・ドリームに目が眩む人々。

扱う題材は派手でハードな印象だけれど、その実は兄弟イチャイチャ映画という不思議な手触り。

一部過激な演出もあるしドンパチする
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.5

観れて良かった。知れて良かった。

トランスジェンダーを扱った映画って個人的にはあまり縁がなく。活字で理解はしているつもりでも、イメージできない部分もあったのが正直なところ。

性自認が違うってこんな
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.6

夫婦なので、決してどちらかが悪いという話ではなくどちらも同等にグズグズだってことだけど。

パパとママの対立の間で子は育つ。
何が正しくて間違っているか、少ない経験から判断を下す。どちらかの肩を持って
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

4.0

それぞれが岐路に立つおじさんたちが、自らの手に人生を取り戻す。
ヤジられようが冷笑されようが、俺は俺だと声高に叫ぶ。

異常なテンポの良さで紡ぐ、スポ根ものでありコメディであり音楽映画。

○が□にな
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市民ケーン(1941年製作の映画)

-

この名作がアマプラで観れると知りまして。
Youtubeにアップされてる町山さんの解説(予習と復習で2本!)と合わせてちゃんと観てみました。

羅生門
華麗なるギャツビー
ソーシャルネットワーク et
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ふたりの5つの分かれ路(2004年製作の映画)

3.6

“ブルーバレンタイン”系の映画といえば伝わるでしょうか。

出会ったあの日のように、恋に落ちたあの日のように、ずっとカッコつけ続けられたらいいのにねって。
お互いがお互いをちゃんと敬意とともに見つめら
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.6

心が付いて行かなかった。
表現したいことがなかった。
周りの景色にも人にも、まったく興味が湧かなかった。

サラリーマンなら誤魔化しながらのらりくらりと生きていけるけれど、シンガーでそれは致命的。
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

歌、ダンス、ストーリー、演出は皆さん素晴らしいとみれば分かるので特に触れませんが。

めちゃくちゃ「ウィルスミス」だったなあ。
青い魔人なのに人間:ウィルスミスだから、
最後のインパクトが薄まったのは
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

3.9

フランス映画らしく、エスプリの効いたコメディ。

バカを集めて晩餐会を催すいけ好かない金持ちと、ノコノコとやってきた「奇人」、そして彼らに巻き込まれる人々の会話劇。

ともすればただのコントで終わって
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いちごの唄(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

コウタくんが気持ち悪い。
監督の感覚なのか主演の技量なのか、はたまた峯田和伸なのか。
童貞の理想が映画の中で叶って良かったねって冷めた目で見ることしかできなかった。

年上のパンクなお姉さんにレイプさ
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

オシャレでポップなフランス映画かと思いきや。

移民、宗教、欧州で問題になっている諸問題をちゃんと扱いつつ、擬似親子の物語に帰結する良作。

憎悪渦巻く時代の中で、無邪気に好きとか嫌いとか言える素直さ
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.5

大切な人の死で反転する世界

フェンスを隔てて響く歌声

屋上から降り注ぐ彼らの叫び

「青春映画」ど真ん中ストレートな映画。
俳優たちの決してうまいとは言えないお芝居も、不自然な言葉遣いも、不釣合い
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フェイクニュースに踊らされる人々
自分を引き上げてくれるヒーローを待つ無責任な願望

立ち向かうためには、自分自身の弱さと向き合わねばならない。

トニーの遺志を継ぐために、彼には乗り越えなければなら
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.9

クズはクズとして社会的制裁は受けるべきだし、
制裁を受けた後のセカンドチャンスは誰にだってあって然るべきだということ。

周りを不幸にしてしまう“疫病神”だとしても、必要としてくれる誰かは必ずいるのだ
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.7

ちゃんと選択するということ。
きちんと捨てるということ。

親子だからこそ難しい線引き、あくまで他者として尊重するのが優しさ。


大人はキスして「ごめんなさい」って言うんだなー。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

これもまた親子のお話であり、生命に宿る権利の物語。

共に生きていくこと
他者の存在を尊重すること
愛をきちんと伝えること

子供はもちろん、大人にも刺さる一本。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

柳楽優弥 安田顕 岡田准一に対するのが向井理 福士蒼汰 木村了では弱いでしょう 笑。

そら君ら勝てんて、、役者としても格が違いすぎる。

擬似親子の物語としてもっと観たかった気もするけれど、小ボケと
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

邦画が避けがちなこの手のテーマを、実名を伏せたとはいえ映画にしたって気概を買う。

“この国にはカタチだけの民主主義で充分”
そんな空気が充満する中で内閣府職員として流れに抗わんとする男。妻との間に生
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.9

セックスマキナ

Netflix映画に忽那汐里が普通に出てます。
もちろん英語は堪能だし、ハリウッドスターたちと肩を並べて全然負けてない。
それがなんだか誇らしいなー。

ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.3

家族という呪い。父の抑圧に母の束縛。

それでも、教えてくれたレッスンには従うし、愛してくれた記憶は消えない。

この手の話は必ずしも美談ではないと思うし、個人的にはこんな親でなくてよかったというのが
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.6

アンジャッシュ風のリーアムニーソンと愉快な仲間たち。

町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

無知の知
=ギリシアの哲学者ソクラテスは当時、知恵者と評判の人物との対話を通して、自分の知識が完全ではないことに気がついている、言い換えれば無知であることを知っている点において、知恵者と自認する相手よ
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.8

レンタル友達 を通して「男女の友情は成立しうるか」を検証する過程でのあれやこれや。

お互いに好きなのだけれど、それが恋愛感情かといわれるとそうとは言い切れない。

好きにはいろんな好きがあるってこと
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

4.0

「寝てなくても好きだけどダメだ」
「無理しないで」
「あんたのとこにも届いたでしょ?」

好きな人の好きな人は自分ではないという事実。というか、どう頑張っても2人で幸せにはなり得ないという絶望。

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長いお別れ(2019年製作の映画)

3.4

んーちょっと苦手だと思った。
その違和感をちゃんと言語化できないけど、あえて言うなら“造られた感”が強いなあと。artificial な映画だなあと。

失われゆく父のor夫の面影を愛しながら自らの人
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パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

まじクソカップルオブザイヤー間違いなし。

友達の彼女とって被害者ヅラとか勘弁してほしい。「僕は弱い人間だよ」本当に!!
障害者だからセックスできないんでしょってどんな回路してたら浮かぶんだよそんなセ
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メモリーズ・オブ・サマー(2016年製作の映画)

3.9

さわやかなポスターとは裏腹に、親に友人に傷つけられそれでも平気なふりをする少年の孤独な物語。

同年代の女の子に裏切られるとか男の子と取っ組み合いになるとか、それはきっとイニシエーション的な意味をもつ
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.8

多数決に従う素直さではなく、
自分でモノを考えられるだけの知識と技術を。
いさかいを避ける察知能力ではなく、
対話で繋がる連帯感を。

立つものもいれば座ったままのものもいるし、列車に乗るものもいれば
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.5

いぶきと護衛艦、潜水艦の位置関係とか距離感が分かりにくい。
どこで何が起きてるか、サイズ感がどれくらいかが掴めないので、顔面のアップで乗り切るしかない。

あと決定的にまずいと思ったのは、外交現場での
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