かなり面白かった。
いろいろあって憤怒調節障害と診断された警察官の男(チョンウ)と、これまたいろいろあって強迫性障害になった女(オ・ヨンソ)が偶然出会い喧嘩になり、、そんで実はマンションのおとなりさんで、、、みたいなストーリーで、ジャンル的にはラブコメになるのかな。
全13話だけど1話ごとの放送時間が30分強だから、がんばれば1日で観れるかも。
韓ドラのコメディは国民性の違いなのか、たまに全然ノリが合わねぇってなるときがあるけれど、本作は妙にベタな効果音を使ったりして割とオーソドックスな笑いで、1話からかなり好きなノリだった。
(Wi-Fiの名前で罵倒し合ったり、膝蹴りの練習するとことか好き)
ラブの部分も、じんわりと2人が惹かれていく過程がシンプルに描かれていてなんとも微笑ましい。
そんであと何話かで終わりってとこで始まるシリアスパートがとにかく重い。
主人公2人の過去との決着を描きながらも、彼らが持つ心の病とその治療の難しさを改めて顕在化させるようなストーリー展開は、見ていて胃が痛くなった。
ストーカーって一度付き纏われたら、そいつが死なない限りは、一生そいつの影を気にしながら生きなければならないのか。根が深い。
あとキャストも良かった。
ペク・ジウォンとかチョン・スンギルはほんといろんなドラマに出てるよね。
婦人会の人達は正に一般大衆を擬人化したようなキャラで都度イライラしたけど、過ちを認めて謝るとこはなんか救いがあって良かった。
コンビニのバイトの子(イ・スヒョン)と精神科医(イ・ヘラ)はちょい役なんだけど、それぞれのキャラを繋げて滑らかにする役柄で、これは単純にドラマの作りとしてなんか好き。
それとオ・ヨンソがかわいい。
ちょうどこの間観た"トンイ"にも出てて、その時も綺麗な感じだったけど、十数年経ってまた違った美しさ。
