脚本・演出、オダギリジョーさんの短編ドラマ
警察犬を扱う鑑識課警察犬係を舞台にしたミステリーテイストのお話で、主人公は警察犬を扱う鑑識官の青年。
相棒はシェパードのオリバーなんだけど、主人公にはどうしてもオリバーが着ぐるみを着たおっさん(オダギリジョー)に見えてしまう。
そんな鑑識課が高齢者を狙った詐欺事件の捜査に始まり、それに関連した失踪殺人事件に迫っていき、半グレ集団や暴力団を捜査しながら謎に迫っていく……という内容。
端的に言って三木聡監督作品そっくりなドラマでした。
セリフや登場人物のキャラクター、キャストの面々…
画面中の小道具遊びはあんまりなかったですが、あれはスタッフが勝手にやってたらしいから、そのへんはスタッフ陣の違いでしょうか?
雰囲気は特に「熱海の捜査官」が近い感じがします。
ただストーリーがまさかの投げっぱなしで、なんの謎も解けずに完結とはびっくり……
最初から3話完結って言ってて、2話目まで見た時点で「あと1話の尺に収まるのか?!」と思ってたら…ね。
続編を作るつもりがあるのか、このまま放置なのか…
まぁむりやり丸め込んであっさり解決ってよりはこっちの方が面白かったけど、最初から6～8話構成にはならなかったのかな?…と裏を勘ぐってしまう。
どうなるのかはわからないけど、できることならちゃんと完結まで作成してほしいですね。面白かったんだから。
