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ひきこもり先生シーズン2のカーネルのレビュー・感想・評価

ひきこもり先生シーズン2(2022年製作のドラマ)
3.5
season1に引き続き、佐藤二朗ありきの彼の演技ありきのドラマになっていると思いました。
金八先生の目線よりも、もっとフラットな視線が、弱さを知っている優しさが伝わってきました。
〝ひきこもり〟をひとつの経験と捉えることで、その先に道が見えるのだと思えました。それは陽平(佐藤二朗)だけでなく娘や依田(玉置玲央)もだし、さらに当事者だけに限らずその周辺にいる人達にも、陽平の経験を通して見えるものがあります。

今回はヤングケアラー問題を中心に、コロナによって辛い時期を過ごしている思春期の子供たちの心の内が痛いほど伝わりました。
そばに子供がいない人には中々感じられなかったその痛みに触れて、泣きました。
そうだよね。修学旅行行きたいよね。〝コロナじゃ仕方ない〟なんて簡単に言っちゃいかんよね。
話には聞いてたけどこうして具現化されたものを見ると1人の大人として反省しきりです。

STEPルームの存在は大きいですね。
このようなシステムが実際の教育現場でもっと前向きに捉えられることを望みます。

まぁ何しろ色々考えさせられるドラマ。
そしてそばにはティッシュBOXを。

マスクしてるとはいえ、
寺田心くんとはわからなかった!!
おっきくなったね〜(涙)





『日本統一』からは丸神側の甲信会会長竹野役(『CONFLICT』の織田組八木、の方がわかりやすいかな)の上西雄大が、感じ悪い学年主任加藤先生役で登場しています。クセ強めがよく似合うw
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