ごまかしオジサン

宮本から君へのごまかしオジサンのレビュー・感想・評価

宮本から君へ(2018年製作のドラマ)
4.9
ギャラクシー賞の奨励賞を受賞したとのことで鑑賞。
原作も3巻まで読んだが、原作·ドラマ両方ともに面白く、ドラマは原作の再現度がたかかった。

主人公の宮本は、不器用だけど自分に真っ直ぐ。その真っ直ぐなひたむきさは、時に鬱陶しさを覚えるが、全く憎めず、周りの感情を動かす。
同じサラリーマンとして、響くところがありすぎて、涙無しにはみられなかった。

上司や同僚、営業先など、周りのみんなも温かく、登場人物全員が名言を散りばめていく。

宮本自身の男らしさに涙させられることもしばしばあり、特に最終回の元カノに罵詈雑言を言い放つシーンは痛快。
視聴者が抱いていたモヤモヤを全て吹き払う。

映画も話題となっているので、必ずみたい。