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Hacks(原題)
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『Hacks(原題)』のエピソード情報

There Is No Line(原題)

Primm(原題)

A Gig's a Gig(原題)

D'Jewelry(原題)

Falling(原題)

New Eyes(原題)

Tunnel of Love(原題)

1.69 Million(原題)

Interview(原題)

I Think She Will(原題)

『Hacks(原題)』に投稿された感想・評価

3.8
0
古臭さの出て来たベテラン女性コメディアン×実力はあるがちょっと問題ありの若手女性脚本家が織りなす、コメディドラマ。ゴールデングローブ賞で毎シーズンのように作品賞や主演女優賞を掻っ攫い、今年ファイナルシーズンが配信中のTVシリーズ。なぜか一向に日本上陸しないので逆に気になって観てみた。

内容としては、思いの外軽快で流し見できるレベル。(爆速で繰り出されるセリフが聞き取れればだが) 賞レース常連だからもっと重ための話かと思ってたので意外。虚実混合な風刺ジョークは流石のHBO節。主人公の二人がお互いの仕事や私生活の価値観においてやたらと衝突し合うが、徐々に理解を深めていく様はシスターフッド作品として見ていて心地が良かった。

二人も周囲もみんな何かしら問題があるんだけど、それもフィクショナルというよりリアリティがあって共感できるし、けれども絶対悪な人間は存在しないから、誰のことも憎めない。ノリは軽快なのに、人間ドラマはずっと地に足ついてる感じがあって、確かにこれはウケるよな〜という作り。よりリアルかつ現代的な「プラダを着た悪魔」って感じがするな。

日本に来ないのも割と納得で、共感性を煽る作りだけどスタンダップコメディアンという仕事に馴染みが薄い人が多いだろうし、繰り出されるアメリカンジョークも字幕にするには拾い上げが難しそう。「テッド」を思い出すな。特にジーン・スマートの話すジョークが全体的に一昔前のノリなので、翻訳するのは難しいだろうな……。

30分ドラマで観やすいし、日本に来ないのはちょっと惜しいくらい面白くはあるけど、S2以降観るほどハマったかと言われるとうーん……て感じだから、ユネクの判断は正解かも。ジェフ・ウォードが出て来た回がめちゃくちゃ過剰で面白かったし、これだけでも観られて欲しい。イケメンなのに胡散臭い役合うなぁ。

【海外配信鑑賞】
GreenT
3.0
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ヴェテランだが時代遅れになってきた女コメディアンと、若手として台頭してきたのに、ツイッターに無神経なことを書いて仕事を干された女コメディ・ライターが一緒に仕事をするってお話です。

これって、『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』で完全に失敗した「中年・初老の女性」の描き方と、「若い世代の文化とぶつかり合い、理解し合う」ことの描写をなかなか上手にやっていると思いました。

ヴェテラン・コメディアンのデボラ・ヴァンスを演じるジーン・スマートは、『ファーゴ』シーズン2ですっごい怖いヤクザのおばさんを演じていて印象に残っていた人なんですが、今ではストリーミングの女王って言われているくらい、出演作は多いらしい。

このデボラ・ヴァンスのキャラ、70歳くらい?カツラだし衣装ド派手だし、整形もしているし、だけど面白いし、共感もする!『AND JUST LIKE THAT.../セックス・アンド・ザ・シティ新章』のキャラより全然生き生きとしているし。ちょっとサマンサっぽいキャラ。

若手コメディ・ライターのアヴァは、最近ありがちな、何を言ったのか忘れちゃったけど、マイノリティを茶化すジョークをツイートして仕事を干されちゃうんだけど、LAに住んでいて、ゴリゴリのリベラル。本人もバイセクシュアル。

このアヴァのキャラがなかなか悪くない。私はLGBTQって良く解らないんだけど、この人バイセクシャルで、なんで女がいいのか、そしてなぜ男もいいのか、みたいな説明が「なるほど」と思わされる。というか「本人も良くわかってない」的なところに「なるほど」ってことだけど。

あと、LAでどっぷりリベラルの中に浸かっていたのに、デボラと仕事するためにキンキンギラギラのラス・ヴェガスに行かなきゃならなくなるんだけど、最初は「資本主義の権化」のように嫌っていたのに、カジノで無料のドリンク飲んで、スロットマシーンが当たるようになってくると「当たった〜!」って喜んじゃったり、この世代の矛盾も面白く描いている。

あ、因みにデボラが「特権階級のミレニアル世代」って馬鹿にするとアヴァは「私はZ世代」って言ってました。ミレニアル世代はもう40歳くらいなんだそうで。

なんでデボラがアヴァを特権階級って言うかっていうと、バーで「オート・ミルクある?ソイ・ミルクは?」ってミルクがなくってコーヒーが飲めないから。

でもアヴァは「なんで特権階級なの?将来になんの希望も持てない私達が・・・」って言ってて、確かにそのとおりだと思った。

デボラは女性蔑視が激しかった70年代、80年代のコメディ界を1人で生き抜いてきた人なので「甘えんじゃねーよ」とアヴァに言う。アヴァは今どきの子にありがちな「リアリティに欠如した理想主義」を持ってたと思い知らされる。

デボラの方も、ヴェテラン、大御所というのにあぐらをかいて、スタンダップのマテリアルや自分の世界観をアップデートしてないから、だんだん仕事を干されていくんだという現実にやっと向かいあえるようになり、昔だったら死んでも口にできなかった業界のセクハラをジョークにすることを決心する。

こういう「世代間のギャップ」、その2人がわかり合っていく様子は自然で納得させられるんですが、めちゃくちゃ面白いかと言うとそーでもない。一話30分と見やすいので、なんにもヤル気が起きない休日に、ベッドでぬくぬくしながらイッキ見するのには良い。
え待って面白すぎる!!!!!なんで日本未上陸なん?!!!

シーズン1でエミー賞取りまくった当時からずっと気になってたけどやっと見れたあ!!!もう大好きこういうの!やっぱエミー賞作品と相性良すぎる♡w

炎上ツイートで干されたZ世代の若いコメディライターと落ち目の大御所レジェンドコメディアンヌが不本意ながらタッグを組むって話なんだけど、もう2人のコミカルな掛け合いも最高だし、舞台のベガスもいい感じに活かされてて見てるだけで楽しいwwアヴァのキャラが最高すぎる好き!!