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君は私の春のmoonのレビュー・感想・評価

君は私の春(2021年製作のドラマ)
2.0
 何がしたかったのかわからない。キム・ドンウクとソ・ヒョンジンが主演でスタジオドラゴン製作なら、どんなに間違っても平均以上の出来になるはず。が、私的には2023年ワースト。
 過去に接点のあった3人(4人)の運命の糸が絡んで、もつれて・・というプロットは秀逸。悲惨な過去や精神科医の扱う事例を引き立たせるためか、無理やり三流ラブコメをぶち込んできた感じ。とくに、主役二人のシーンになるとお笑い番組みたいな安っぽい効果音でいろんな流れが断たれる。ダジョンと周囲の人々、ヨンドと周囲の人々との会話はなかなか奥が深いのに、肝心のダジョンとヨンドの会話は98%くらい意味がない。
 13話終わりくらいから話が動いて行くが、そこまで見られる人がどれだけいるだろうか。脚本はワンサニーデイのイ・ミナ、演出は恋愛ワードwwwのチョン・ジヒョン。そこそこ経験のある人たちなのに、編集を含めてすべてが雑(コロナ禍の人材不足の時のドラマなのだろうか)。ものすごく暇で本当にすることが無い時に見ても腹が立つだろうけど、年末のこんな時期に見てしまった私は、ただただ自分を呪うのみ。
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