ドラマが苦手だ。
単純に長いからというだけでなく、費やす時間と得る感動とを費用対効果的に考えて、本作のように10話までとしたら映画の4〜5倍の感動を求めてしまう。
まあ、せせこましくて少々うんざりもするんだけど、ドラマを選ぶ基準はなかなかにハードルが高くなるわけだ。
で、本作。
元ヒーローとして戦っていた特殊能力を持つ兄弟姉妹。大人になりバラバラになったファミリーが久しぶりに集まるところから物語が始まる。
このそれぞれが持つ特殊能力がまた微妙で、立派な超能力者もいれば鍛えただけじゃないの？ってヤツも。彼らの出生の秘密や、どれほどのヒーローぶりだったのか？過去にどんな悪と戦ってきたのか？はたまたなぜファミリーはバラバラになったの？そして執事のオランウータン！なぜ喋る？
数々の疑問が語られることなく物語は進んでいく。
OK、OK！道のりは長い。時間はたっぷりある。
ま、このファミリーが遺恨を超えて悪に立ち向かう結末ね。了解！しっかり見届けさせてもらうよ。
が、ナゾはなかなか明かされず、中盤から何やら世界が終末を迎える“黙示録”を阻止する戦いへ。
あれよあれよと最終話終了。
なんじゃこりゃ？もやもやは解消されていませんけど！
多くのナゾを抱えたまま、物語はシーズン２へ！
シーズン１全10話でも長えな〜って、それでもがんばったのに…費やした時間を人質に取られたみたい。結末を知りたきゃ観続けなさいよってことか。
かくして深みにハマっていくのでありました。
観始めようかお悩みのあなた！シーズン１だけでは終わらない覚悟だけはお持ちください！
