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シー・ハルク:ザ・アトーニーのなのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シーハルク、全体的にとっても大好きだったし、メタ的視点を取り入れた全体的な「軽い明るめ」の法廷フェミニズムコメディであったことはわざとだろうとは思うけれども、最後のリベンジポルノへの言及が不十分であること(リベンジポルノが許されるべきではない犯罪であること、法的措置が取られるものであることは語られるけれどもやはり不十分ではあると思う)は否めないなぁ、と感じている。
ただジェンの「私のドラマなんだから私のしたいようにさせて欲しい」という意見が尊重されたこと、同時にMCUが抱える男性中心的な物語の偏りに関する批判がメタ的に語られたことはよかったし、好きな演出だった。ただ最近問題になっている美術スタッフや下請けへの過剰な負担への批判的言及は、「結局このシーンも苦しんでいるスタッフが作っているもの」という現実を思うとあまりうまくない気がする。
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