エピソード10
兄と弟、信じる心

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あらすじ
大二(日向亘)を救うどころか、エビルに完膚なきまでに叩きのめされ言葉もない一輝(前田拳太郎)。そんな一輝にエビルは危険な存在だと諭すヒロミ(小松準弥)は、私情は捨てろと説得する。しかし、さくら(井本彩花)は二人の兄を苦しめ、家族を不幸にする“仮面ライダー”という存在に怒りを露わにする。
そんなさくらの前にアギレラ(浅倉唯)が現れ、私と一緒にギフ様の家族にならない?と誘う。言下に拒否するさくらだが、アギレラに悩んでいる答えが見つかるかも、と心を見透かされ動揺する。
「あれはもう大二じゃない。大二の姿をした……悪魔だ」
さすがの一輝も打つ手なしの状況に心が折れそうになる。しかし、バイス(声・木村昴)はエビルの中でまだ諦めていない大二の姿を見たという。ハッとなった一輝は、大二を助けると言いながら自分のことしか考えていなかったと反省。バイスにも背中を押され、再び立ち上がる。
一輝はカゲロウ(日向亘=二役)と対峙するとライダーに変身。カゲロウもエビルに変身し激突する。幼いころに迷子になりながらも兄を信じ、ひたすら強い気持ちで助けを待ち続けた大二。一輝はそんな弟の強さを改めて認めると、エビルの中に閉じ込められている大二に向かって呼びかけた。
自分自身でちゃんと戦っているのに、お節介ばかりで、大二の気持ちも考えず信じてあげられなかった。こんな馬鹿な兄貴を許してくれ!
その言葉に反応した大二は立ち上がると、目の前にある壁を打ち壊し始めた。自らの心の中で覚醒した大二の反抗に、エビルは悲鳴を上げ始める。流れを変えた一輝は、リバイスに再び変身。エビルが落としたブラキオバイスタンプでブラキオゲノムにチェンジし、苦しむエビルを圧倒する。そして最後はリバイとバイスのダブルライダーキックでフィニッシュ!ついに大二を取り戻した。
大二は疲労困憊で変身を解除した一輝に代わって変身、仮面ライダーライブとなる。エビルが強くなればライブのパワーも倍増する、すべては狩崎(濱尾ノリタカ)の計算だった。ライブは3体が合体しパワーアップしたブラキオ・デッドマンを撃破する。
大二が帰還、家族5人でにぎやかに食事をする五十嵐家も幸せな時間を取り戻した。しかし、バイスは部屋に飾ってある写真からなぜか一輝だけが消えていくのを目撃して…。
みかん
なお
ぉゅ
くりた
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はる