カレス

クリックベイトのカレスのレビュー・感想・評価

クリックベイト(2021年製作のドラマ)
2.0
IMDb 7.2
誘拐サスペンス
吹替版

Naoさんの「ネットで公開処刑されるという今時だしゲスいメシうまな感じで掴みがいい」という誘い文句と、ゾーイ・カザン(ビア)の髪型に惹かれて視聴開始。

ピアの兄ニックが「500万回再生されると私は死ぬ」というボードを持っている動画が配信された。誘拐されたのだ。再生500万回を超える前に探すことができるか? 犯人は誰だ。

予想よりも話の展開は早く、そのかわりニックの一家、妹、母、義母と一族が出てきたり、マスコミがえげつない取材をしたり、デートアプリ繋がりのニックの愛人が登場したり、話が色々出る結果、視聴者の興味の対象は変わっていく。

再生500万回はすぐに過去の興味となり、ニックのデートアプリのエグい使い方が話題になる。この辺の描写はドラマとして不透明で不誠実である。この曖昧さはこの後の意表を突く結末のために必要だけど、作品の質を下げると思う。

タイトル「クリックベイト」の言葉の意味は「ネット上の虚偽・誇大広告の形態の一つ*」で、このドラマのことのようにも思える。再生500万回はただの客寄せキャッチコピーに思えてきた。

それでスコア2.0スマソ

そういえば愛人1号に車ぶつけたのは誰?

*引用元: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%88?wprov=sfti1

サンダンスでは15分のスタンディングオベーションで話題となったNetflixの「ブロンド」というクリックベイトな映画作品は、公開後、親や夫からの虐待、性的搾取、男尊女卑など批判があり、ゴールデンラズベリー賞にノミネートされた。反面嬉しいことにアナ・デ・アルマス嬢はアカデミー賞の主演女優にノミネートされた。

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Naoさん、ごめんなさい“〇| ̄|_
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