このところ、見逃していたドラマを一気見することに時間を使っており、観るためにピックしている映画が恐ろしい本数となっている。本も山のように積んであり、スマホには購入済みの電子ブックがこれもまた積んである。購読している雑誌が定期的に届くが、最近は恐怖ですらある。
収集癖があり、何かしら読むべき観るべき対象がストックされていないと不安になる。
フォローしてくれている開明獣さんが“バビロン”のレビューでオブセッションについて書かれていたが、これが私のある意味ではオブセッションである。
このドラマのプロデューサー、新井順子さんの作品も、共通するのはオブセッションではないだろうかな。
登場人物達は、自分の妄想を具現化するべく、愛を理由に様々なトラブルを起こす。その連なりが連鎖反応を起こし更なる事件となり、その異常な繋がりに目が離せなくなり夢中になってしまう。
こんなの週一で観ていてたら気疲れしてしまうので、まとめて見られるのは私のようなタイプの人間にはありがたい。
Nのために、とか中学聖日記とか、私が登場人物の一人だったら「え、ちょ。やめときな。捕まるよ。ちょっとおかしいって」と言うに違いないことを誰も彼もが平気でやりやがる。
色々と無駄な事を書いちょるけど、「最愛」吸引力ハンパないです。切なさに胸がキューっとなります。虚構なのでもちろん指を突っ込みたくなる綻びはあります。でも目をつぶれる。そこはそれでいい、ただただ、愛ゆえに。止められないこともあるよ。
