kmiwさんの映画レビュー・感想・評価

kmiw

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朽ちないサクラ(2024年製作の映画)

3.7

〜複数の事件を繋ぎ、ラスト美味しいとこもってくる古典的な展開 〜

もちろんミステリーとして観て良いのです。安定のストーリーで安心。
この一見繋がりがなさそうな事件を繋ぐのはあれですね。はい、解決。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

〜想定外にシンプルなストーリーで逆にびっくり〜

観るぞ観るぞと心に決めていたので、レビューなるべく読まずに来て、よ.う.や.く🤣
どんだけひねてこねた作品なんだと思いながら観始めたそれは、なんと愛に
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セブン 4K版(1995年製作の映画)

5.0

〜IMAXありがとう👍ありがとぅ〜
すでにレビュー済のセブンではあるが、IMAXであらためてその素晴らしさに触れてしまいました。もびりさんありがとうぅ。

記憶の中にあったシーンが大スクリーンで鮮明に
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

2.0

〜漫画原作の枷からは抜け出せていないあと一歩〜

プロがしっかり作ってるので、だめだこりゃ観られないということはないが、アニメで感じた時間をかけた丁寧さはなかった。

それぞれの役者も良く、美大に入る
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

〜そうではない生活を送る外国人監督から見えた日本の様式美〜

良い作品です。嫌いではないもちろん。
でもめちゃめちゃファンタジーだなぁと。
ドキュメンタリーではないので良いのですが。

日々をきちんと
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

~2025年一発目。薄気味悪い作品で開始🤭~
※まったく無関係な話題あり&若干のネタバレあり

監督、主要キャスト以外情報いれずに観ましたよ。開始後坂元さんが脚本と知って期待値が上がった。

あ、今箱
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The Resemblance(2022年製作の映画)

3.9

~15分間の感傷的短編映画~

亡くなった人(もしくはもう会えないだろう人か)と似た俳優を派遣するサービスを利用し、息子とのお別れディナーを設けた50代半ば(かな?)の夫婦のお話し。

サービス自体は
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デストイレ ザ・ファイナル(2023年製作の映画)

1.0

~12月31日 現在20時過ぎ。早く他の作品を観ないとデス・トイレで2024年が終わるのでヤバい~

なんだか、少しだけ映画らしくなってきて、色気付きやがってと言いたくなった。
一作目のデストイレは
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

~ 人格と下半身と才能と功罪のバランス~

MeToo運動の火付け役、ニューヨーク・タイムズ2017年10月の記事を担当した二人の記者ジョディーとミーガンがまとめた書籍が原作の映画ですね。

正直こん
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デストイレⅢ 呪いの悪魔便器(2020年製作の映画)

1.0

~こんなにもしょうもないのにシリーズ化。嫌よ嫌よも好きの内~
Ⅲですよ、みなさん。
どうですか、Death toiletシリーズ。

ⅠもⅡも半分怒りながら観たというのに、Ⅲまで私を魅了するその中毒性
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.8

~ハイジだって成長する。望むと望まざるとも~
冒頭から色っぺーハイジに目を奪われた後は、ストーリーがあれよあれよという間にテンポよく進んでいく。
元ネタの健やかなハイジを何度も何度も何度も観て知ってい
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Disney's クリスマス・キャロル(2009年製作の映画)

4.0

~クリスマスに映画数々あれどここまで多く映画化されてる小説無いね~
何はともあれ、あと少しでクリスマス😆
みなさんそれぞれに心に秘めるクリスマス映画があるでしょ?フィルマなんてやってる映画オタクなんだ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.5

~その昔ジュリーは歌った『ボギーボギー あんたの時代は良かった 』~

ジュリーを知らない方の方が多いか。沢田研二のカサブランカダンディというヒット曲(今ならハラスメント案件)。
ボギー=ハンフリ
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狂った一頁(1926年製作の映画)

2.8

~映画でできること詰め込んでみた。新しい時代の幕開けだ!と川端康成 他は大いに張り切った …と思われる 資料としては一級品~

ジャケ写パッと見、イタリアか何処かのサスペンス映画と思い込んで観てみた
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

5.0

~ダニエル・クレイグはおそらく腹落ちしたんだろう~

哀愁漂うダニエル・クレイグの背中が麗しいこのジャケ写、終焉をきれいに物語ってますね😌

アマプラが007フリーはもう終わりますよってお知らせくださ
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今すぐ購入: 購買意欲はこうして操られる(2024年製作の映画)

4.0

ブラック・フライデー!
Amazon祭り、皆さん乗ってますか?
私は先週からカートにためておいたあれやこれやをYahooやQoo10やメルカリを駆け巡りつつ比較しつつ、めっちゃ謳歌してますよ😆
まあ、
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ジョン・ゲイシー(2003年製作の映画)

1.0

アマプラで100円だったんですよ。
借りてからずっとほっておいて、気付いたら明日で権利切れ。
しょうがないのでさっき観終えたんですが、正直苦痛でしたよ。
話しベタがとりとめとなく話し続けているかのよう
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湖の女たち(2023年製作の映画)

1.0

なにこれ?
介護施設での高齢者の不可解な死から始まり、捜査担当警察関係者のハラスメントにつぐハラスメント。
謎のエロス。
松本まりかに執拗にからむ福士蒼汰。必然性も納得感もないエロシーンの連続。
もっ
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キャッチ ア ウェーブ(2006年製作の映画)

3.0

ビッグ・ウェンズデイでがっかりし、日本の青春サーフィン映画にすがってみた。
嘘。すがれないことは最初からわかってました。
今は亡き三浦春馬さん16歳の主演作。眩しいですね。若くて、甘くて。
三浦春馬と
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ビッグ・ウェンズデー(1978年製作の映画)

2.4

この作品ジャケ写見て、どんなストーリー浮かびましたか?
そう、その通り。
大体合ってますよ☺️
サーフカルチャー信奉者によるサーフカルチャー信奉者のための作品です。
海のシーン、サーフィンのシーンはと
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タイタンの戦い(2010年製作の映画)

2.5

タイタンの戦いの主人公、ペルセウスはゼウスが王女ダナエを騙して二人の間に産まれたお子である。

ペルセウスの孫娘であるアルクメネをゼウスが騙して産ませたお子がヘラクレス。

ペルセウスとヘラクレスは異
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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(2005年製作の映画)

4.2

しみじみと良い映画を観たなぁと思える、心に残る作品。
脚本、本作の後にバベルを書いたギジェルモ・アリアガ(メキシカン)。監督は、俺たちのトミー・リー・ジョーンズ。
主演も経費削減兼で担当。

舞台はメ
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ブリングリング(2013年製作の映画)

2.8

ソフィア・コッポラという生粋のセレブが描くだけあってキラキラ感の確度が相当高い、空っぽストーリー。

実話ということで、最低。

ブランド品を身に付けてキラキラとした生活を送ることが最上と考えている女
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

2.5

ドウェインのヘラクレスを観たときから、必ず観るぞと思っていたラッセル・クロウasノア。

こちらも自由解釈挟みつつ、個性豊かなノアでした。濃いよー。

ノアの方舟の章、実はあまりよくわかってないので映
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メイン・テーマ(1984年製作の映画)

1.8

40年前の映画。U-NEXTでちょろっと目にした懐かしい作品をもう一回観てみようと思ったのが間違いだったんだ。
観なければ、メイン・テーマなかなか余韻のある美しい映画だったよねと、勘違いの記憶を埋没し
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選ばなかったみち(2020年製作の映画)

4.0

ハビエルはその顔自体がドラマティックで、映画そのものだと思った。

「私の顔はハリウッドでも3本の指に入るほどでかい。それだけで他者を圧倒できるというのが私の持論なのさ!」とご本人がおっしゃっているの
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.0

刑法第39条、これまでの様々な事件を振り返ると、この法律自体が罪深い物であるように思える。
この点、社会は多様な個性で成り立っているので、是非についてはなるべくフラットな視点で今後も判断していきたい。
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スウィッチ/素敵な彼女?(1991年製作の映画)

4.2

死ぬだ殺すだなんだかんだ、それはほとんど問題ではない。死についての問題はほぼスルー。
冒頭、女遊びが過ぎた男スティーヴは結託した女たちにあっさり殺され死体は遺棄されてしまう。
いわゆるハラスメント野郎
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華氏 119(2018年製作の映画)

5.0

もちろん支持派がたくさんいるのでしょう。それはそれで考え方の違いなのでよし。
だがわたしはNEVER だ🔥
ああ、悔しい。

ヘラクレス(2014年製作の映画)

3.3

ジャケ写が優秀すぎて、もはや観ずとも映像がありありと目に浮かぶ。
しかし観もせずに観た気になるのはおごりというもの。なので観まして、想定通り。

筋肉模様の鎧を身に付けた筋肉マン大活躍。筋肉は正義。ち
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

思った以上に社会派作品だった、というかコメディだと思っていたので出発点から認識違い。

そしてスパイク・リー作品だったのかよと観る直前に知る'`,、('∀`) '`,、
なんと実話ベース。

スパイク
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

4.0

主演キャスリーン・ターナー。
『白いドレスの女』でデビュー。美人女優としてしばらく活躍。いや、ずっと美人は美人なんだが、作品選びにクセがある。
『ローズ家の戦争』で夫婦喧嘩が激しくヒートアップしていく
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

そんなこと起こるわきゃねーさと皆が信じている大アメリカ合衆国を舞台にした内戦映画。

先ずは観ろと。難しい話しは抜きだ。なぜその状態になったか等々、潔いくらいくらい説明なし。

それでも成り立つのはジ
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遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

5.0

西田敏行さん、まだまだ活躍してほしかった。昼休にネットで知り驚いて声が出てしまったよ。

これは西田さんがこの作品について強い思いを語っていたのに気圧され、TSUTAYAで借りて観たんだなぁ。残酷な作
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(2023年製作の映画)

4.3

🙏長めレビュー🙏

相模原住まいです。ですから植松死刑囚の実家であり、山ゆり園の事件が起こった相模湖近辺は、近くはないけど遠くはない。
しょっちゅう行くわけではないがそこかしこ風景が頭に思い浮かぶ、そ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

陽気な雰囲気ただようジャケのつもりで観ると、全く異なる場所に着地するのでびっくりするかも。

とは言え全体を覆うトーンは明るめ。身内からの説得で、高齢者ホームに入居するために自宅からタクシーで移動する
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