kmiwさんの映画レビュー・感想・評価

kmiw

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キャッチ ア ウェーブ(2006年製作の映画)

3.0

ビッグ・ウェンズデイでがっかりし、日本の青春サーフィン映画にすがってみた。
嘘。すがれないことは最初からわかってました。
今は亡き三浦春馬さん16歳の主演作。眩しいですね。若くて、甘くて。
三浦春馬と
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ビッグ・ウェンズデー(1978年製作の映画)

2.4

この作品ジャケ写見て、どんなストーリー浮かびましたか?
そう、その通り。
大体合ってますよ☺️
サーフカルチャー信奉者によるサーフカルチャー信奉者のための作品です。
海のシーン、サーフィンのシーンはと
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タイタンの戦い(2010年製作の映画)

2.5

タイタンの戦いの主人公、ペルセウスはゼウスが王女ダナエを騙して二人の間に産まれたお子である。

ペルセウスの孫娘であるアルクメネをゼウスが騙して産ませたお子がヘラクレス。

ペルセウスとヘラクレスは異
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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(2005年製作の映画)

4.2

しみじみと良い映画を観たなぁと思える、心に残る作品。
脚本、本作の後にバベルを書いたギジェルモ・アリアガ(メキシカン)。監督は、俺たちのトミー・リー・ジョーンズ。
主演も経費削減兼で担当。

舞台はメ
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ブリングリング(2013年製作の映画)

2.8

ソフィア・コッポラという生粋のセレブが描くだけあってキラキラ感の確度が相当高い、空っぽストーリー。

実話ということで、最低。

ブランド品を身に付けてキラキラとした生活を送ることが最上と考えている女
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

2.5

ドウェインのヘラクレスを観たときから、必ず観るぞと思っていたラッセル・クロウasノア。

こちらも自由解釈挟みつつ、個性豊かなノアでした。濃いよー。

ノアの方舟の章、実はあまりよくわかってないので映
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メイン・テーマ(1984年製作の映画)

1.8

40年前の映画。U-NEXTでちょろっと目にした懐かしい作品をもう一回観てみようと思ったのが間違いだったんだ。
観なければ、メイン・テーマなかなか余韻のある美しい映画だったよねと、勘違いの記憶を埋没し
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選ばなかったみち(2020年製作の映画)

4.0

ハビエルはその顔自体がドラマティックで、映画そのものだと思った。

「私の顔はハリウッドでも3本の指に入るほどでかい。それだけで他者を圧倒できるというのが私の持論なのさ!」とご本人がおっしゃっているの
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.0

刑法第39条、これまでの様々な事件を振り返ると、この法律自体が罪深い物であるように思える。
この点、社会は多様な個性で成り立っているので、是非についてはなるべくフラットな視点で今後も判断していきたい。
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スウィッチ/素敵な彼女?(1991年製作の映画)

4.2

死ぬだ殺すだなんだかんだ、それはほとんど問題ではない。死についての問題はほぼスルー。
冒頭、女遊びが過ぎた男スティーヴは結託した女たちにあっさり殺され死体は遺棄されてしまう。
いわゆるハラスメント野郎
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華氏 119(2018年製作の映画)

5.0

もちろん支持派がたくさんいるのでしょう。それはそれで考え方の違いなのでよし。
だがわたしはNEVER だ🔥
ああ、悔しい。

ヘラクレス(2014年製作の映画)

3.3

ジャケ写が優秀すぎて、もはや観ずとも映像がありありと目に浮かぶ。
しかし観もせずに観た気になるのはおごりというもの。なので観まして、想定通り。

筋肉模様の鎧を身に付けた筋肉マン大活躍。筋肉は正義。ち
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

思った以上に社会派作品だった、というかコメディだと思っていたので出発点から認識違い。

そしてスパイク・リー作品だったのかよと観る直前に知る'`,、('∀`) '`,、
なんと実話ベース。

スパイク
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

4.0

主演キャスリーン・ターナー。
『白いドレスの女』でデビュー。美人女優としてしばらく活躍。いや、ずっと美人は美人なんだが、作品選びにクセがある。
『ローズ家の戦争』で夫婦喧嘩が激しくヒートアップしていく
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

そんなこと起こるわきゃねーさと皆が信じている大アメリカ合衆国を舞台にした内戦映画。

先ずは観ろと。難しい話しは抜きだ。なぜその状態になったか等々、潔いくらいくらい説明なし。

それでも成り立つのはジ
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遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

5.0

西田敏行さん、まだまだ活躍してほしかった。昼休にネットで知り驚いて声が出てしまったよ。

これは西田さんがこの作品について強い思いを語っていたのに気圧され、TSUTAYAで借りて観たんだなぁ。残酷な作
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(2023年製作の映画)

4.3

🙏長めレビュー🙏

相模原住まいです。ですから植松死刑囚の実家であり、山ゆり園の事件が起こった相模湖近辺は、近くはないけど遠くはない。
しょっちゅう行くわけではないがそこかしこ風景が頭に思い浮かぶ、そ
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宝島(2025年製作の映画)

-

先走ります。原作が素晴らしいのです。だから映画化されるのは嬉しくもあり不安でもあり。
だれにも頼まれてないけど勝手に皆さんに宣伝です(不快に思われたらごめんなさいませ)
まだ時間があるから、ぜひ原作を
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

陽気な雰囲気ただようジャケのつもりで観ると、全く異なる場所に着地するのでびっくりするかも。

とは言え全体を覆うトーンは明るめ。身内からの説得で、高齢者ホームに入居するために自宅からタクシーで移動する
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ルーナのために(2020年製作の映画)

3.5

ネトフリ短編ドキュメンタリー『ルーナのために』 原題は Rooting for Roona
ルーナを応援する というような意味だと思う。
未知の方はGoogleなんかで検索すれば応援すべき理
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.7

シドニー・スウィーニーがラブコメでしかも主演とは想像もしなかった。
と言うほど知っているわけではないが、「ノクターン」で初めて認識した俳優なのでそういう系統の人なのかと。神経質で不幸そうな役がとてもし
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対峙(2021年製作の映画)

3.8

観たのは昨晩😑
つまり お休みの会社も多い中仕事をして帰宅し心に嵐が吹きまくり遠い金曜を蜃気楼のように感じる月曜の夜。
なんか気楽なもの見ようとリモコン(テレビなんで)でリストをグルグルしていたら
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.3

日曜夜にこれ選んで正解だったのかどうか。明日が絶望的な月曜日(私の勤め先は明日仕事。チッ)だと改めて思い知らされた(月曜日への憎悪丸出しの会話が幕開けね)
にしてもゆるゆるな空気感で、だらけながら何か
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僕が宇宙に行った理由(2023年製作の映画)

3.8

ZOZOは利用したことないな。
前澤友作氏にもほぼ興味なく、剛力彩芽さんとの交際を巡るワチャワチャもスルー。
剛力彩芽さんといえば、私の中ではつのだじろうとほぼ同意です。すごくきれいな方ですけどね。
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

支離滅裂の3時間をあなたに。

初デートに、親子で週末に、学校で教材として最もふさわしくない類いの作品だろう。

漫然と観ていると、まさに3時間悪夢を見ているような気分になるが、考えて観たとしても正
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Death Note/デスノート(2017年製作の映画)

1.0

残念ですとしか言いようがぁぁ

基本設定(改悪あり)と漫画の所々をつまみ食いをしたうえ、変な女(「あたしはチアリーダーよ」)の尻に敷かれるライトなんて嫌だ!

Lダメだろ?あれじゃダメだろ?
リューク
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悪人(2010年製作の映画)

3.5

久しぶりに悪人を観て思い出した。
そうだ、これを観て原作吉田修一氏に私は全幅の信頼を置くことにしたんだった。
その後も沢山の作品が映像化されているが、厳しいかと思えば優しく、寄り添うように思わせながら
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

今夜はバルス祭りだとさっき新聞で気付きましたよ😆
もう2年前にラピュタはレビューしてしまったんで、今宵はナウシカをレビューーー。

初公開時、私は花の高校生。
アニメに対して世間はいまほどフラットに見
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.0

おぞましすぎてどうしようかな。
勧めていいのか悪いのか、しかしぜひ観てほしい。
じゃあね、勧めますよ。よろしくお願いします。

チェコの3人の女優(成人。しかし幼い容姿)を12歳という設定で出会い系S
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

まずタイトルからして、突き付けてくる何某かの強さが圧。
『怒る』じゃない。怒るだけならまだ、やーん怒らないでとか言えそうだが『怒り』と言われちゃあもうこちらも居住まいを正し向き合うしかない。そういうち
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

2.5

判定できない🙂‍↕️けど判定した結果2.5。
24年夏、美しくも元気がなくなる作品第一位(私基準で)。A24、斜めから観ないとわからない。

はっきりわかったのは、父と過ごした夏を当時の父と同じ31歳
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(2008年製作の映画)

5.0

田中敦子さんが亡くなった。
寝ていたのだが息子が 起きてるか?少佐の声の人がなくなったぞ と。

哀悼の意を表します。
その為だけにアップしました。

少佐の声がきけないなんて。
寂しいです。
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.8

多くの方が感動を寄せているこの作品。わたしも観終えて心が少し浄化された。
それなのにまったく関係ないことをこれからしたためますからね、嫌な方はスルーしてくださいませ。

呪怨2連ちゃんで観て最後は蛙の
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呪怨2(2000年製作の映画)

2.8

調子に乗って2も借り、続けて観賞。まさかの1をそのまままるっと前半でみせられ、観てるもん間違えてる?って2回確認したわ。レンタル料半分返せ。若干の憤りも抱えつつレビュー中🤣怒。
たぶん、残り半分くらい
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呪怨(1999年製作の映画)

3.8

ミンナのウタでのさみわんさんとのやり取りに触発され、早速アマプラで観ました。

正直きちんと呪怨を把握してなかったので、最初はVシネマだったことをさっき認識した次第です。
その程度のホラー好きですが、
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

相模原市で起こった障害者施設でのあの事件は、社会全体で裏に置いておいた特定の感情を表に引っ張り出してしまったと感じている。

肯定はしないし、してはならぬとも思うが、一方でもし自分が恵まれない状況の中
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