いちごみるく

最愛のいちごみるくのネタバレレビュー・内容・結末

最愛(2021年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良いとは聞いていたが、食わず嫌いして見ていなかったドラマ「最愛」
最近見たドラマ・映画の中でダントツで面白く2日間で見切ってしまった

終始吉高由里子の艶やかさと独特の魅力を感じ、
キャストそれぞれの演技力と持つ雰囲気が活かされていた

全ては、タイトルの「最愛」の言葉通り、登場する色んな人達が自分の「最愛」の人・モノを想って行動した結果であった。

父親の、「法律の物差しではなく家族として見てくれ」
この言葉が愛する人を想う全てであり、始まりであった。
また、加瀬さんの主人公リオを想う気持ち
最初は、加瀬さんの恋愛的感情なのだと思っていたが、物語が進むうちに、恋人でも家族でもない特別な本当に愛しい人へ向けられるものであった。

母であり社長である梓の退任も、今の私には考えさせられるものがあった。
梓は終始、「自分は母親には向いていない」と繰り返していたが
最後には自分が罪をかぶり、退任することで会社だけでなく愛する人たちを守ったのだと思う。
トップである梓の謝罪と退任が必要なのだとリオは言っていた。
このドラマを通じて、トップの責任、判断力の重要性、社員一人一人に目を配ることの大切さを実感した。

19歳から20歳にかけての境目である今日に、自分の感性に刺さるドラマを見切ることが出来てよかった。
寝ます

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