このレビューはネタバレを含みます
相変わらずヒューマンドラマとして最高だと思っている。今までに比べてショーン自身よりも周りの人たちの人生にフォーカスが当てられていたような気がする。ショーンはその変化に対応して成長していくようなイメージ。登場人物に共感するタイプなので、それもおもしろかった。
#1, #2
“コロナ禍”
コロナ禍を描くという斬新な試み。この経験がリム先生に大きな影響を与える。
#10
“関係性の変化”
テロリストによる病院への攻撃で、グラスマンとIT主任のリアの関係性が変わる。
ガンだったと嘘をついてトライアスロンをしてチャリティーのお金を稼いでいた患者を通して、リム先生とクレアの関係性が変わる。アンドリュースと姪っ子の関係性が変わる。
信頼関係が強まったり、本音を話せるようになったり。人生ってそういうものだと思う。
#20
“前に進むこと”
クレアがグアテマラに残ることに。自分の優しさで傷つくのではなく優しさを活かせる場所で生きていくことを決心する。
ショーンとリアは結婚することに。娘を失った悲しさを乗り越えられずにいたリアだけど、ショーンと一緒ならきっと、と決断。リアからのプロポーズはびっくりした。ショーンはグラスマンから巣立つ。自分が思った以上に優秀だという言葉を胸に、グラスマンに何でも相談する関係性を解消(?)。
グラスマンはデビーと離れることに。自分は全てを支配したがっていたのか、今までの人生を振り返る。ショーンを旅立たせたのも、そういうことを考えたからかも。
パク先生とモーガンが復縁、今度はちゃんと恋人に。モーガンが弱みを見せたり、パク先生が逃げないでモーガンにアプローチを続けたり、ようやく素直になった。
アンドリュースは妻に出て行きたいと言われていた。少年の手術をするために、指輪を手放す。前を向く決意のようにも感じた。