19世紀末のNYが舞台。女装した少年男娼の連続殺人事件を追うサイコスリラードラマ。当時では革新的な犯罪心理学の分野から解決に導くが、各キャラクターの心の闇も次第に浮き彫りに成って行く。特にヒロインでも有るダコタ・ファニングの見事なパフスリーブドレスは必見。男性顔負けの気丈な性格にも驚かされます。
元々はキャリー・ジョージ・フクナガ監督が手掛ける予定だったドラマでしたがやむを得ない事情で製作総指揮に成った作品だそうです。メンバーは精神科医と写生家、警察本部長の秘書、等。かなりグロテスクなシーンも有りますが耽美的な要素や時代を反映した街並みや美術には眼を見張るものが有ります。