かじドゥンドゥン

過保護のカホコのかじドゥンドゥンのレビュー・感想・評価

過保護のカホコ(2017年製作のドラマ)
3.2
家族・親戚(特に母親)に甘やかされて育った大学生のカホコだが、同じ大学で画家を志す青年ハジメとの出会いをきっかけに、自分を見つめなおし、家族の大切さを再確認し、なによりハジメと一緒にいることの幸せを知り、彼と結ばれる。ハジメはハジメで、幼い頃に母に捨てられ、養護施設で育ち、家族の愛情を知らず、そのことが、彼の画風に影響し、創作の行き詰まりをもたらしていたが、カホコを通じて愛を知り、自分自身が新たな家庭を築くに至る。

途中、両親や叔父叔母の不仲や金銭トラブル、従妹の嫉妬・挫折・非行、祖母の死、祖父の憔悴などの問題が、カホコの奮闘とハジメの助力で解決される、涙あり笑いありのホームドラマ。主演のお二人がハマリ役で、うまく作るものだなあと感心。