いそつき

過保護のカホコのいそつきのレビュー・感想・評価

過保護のカホコ(2017年製作のドラマ)
3.8
文字通り過保護に育てられた主人公がある大学生と出会ったことで、少しずつ成長していくというシンデレラストーリーでありながら、遊川節ともいうべき人間のグロテスクな部分も描いていて(しかも根の部分は全く解決されない)、とても見応えがあった。
個人的に驚いたことが一つ。これは遊川さんがどこまで計算したのかわからないが、絵が上手いという特性をカホコではなく相手役の初くんにつけたのは地味に凄いことだと思う。発達障害と言われる登場人物は大抵芸術的センスが優れているキャラクターにされがちなのだが、それを相手役にしたセンスの鋭さは流石。
そして何より主演2人がすんばらしい。あのぶっ飛んだカホコを魅力的に演じられるのは高畑充希以外考えられないし、竹内涼真もカホコを変えてくれる優しい初くんを爽やかに演じてくれた。この2人じゃなかったらここまでの作品にならなかったと思う。