こちらも東野幸治さんが推していた、Netfrixで観られる韓国ドラマ。
徴兵で軍隊に入った青年が憲兵隊所属になり、その中から機転が利く頭の良さで、D.P.(脱走兵追跡官)になる。
軍隊を脱走するケースがほとんどひどいいじめによるものが多く、本当にあった事例を元にしてるのかな、と思った。
1話が相当暗くて、これで本当にこの先面白くなるのかと不安だったが、
2話からD.P.で先輩になるク・ギョファンさん(この人で合ってるかな?)のキャラクターが救いで(『銀魂』の銀時の声優、杉田智和さんが声を当てているので察して下さい)、何とか見続ける気力を維持して、最後まで見ました。
全体的に面白いというよりは重い話です。
日本の自衛隊のドラマが、フジTVの『テッパチ!』の様に、恋と友情をテーマにしたものしか作れないのに比べて、社会問題を真正面から描いています。
主人公の新兵だけではなく、その中間管理職の上司や部隊の副官なども、トップの意向には逆らえないというヒエラルギー。
韓国では軍隊だけでなく一般社会でも、日本のサラリーマンよりも先輩の言う事を絶対に聞かなければいけない、というのが強く残っているそうなので、これを真っ向からドラマ化したのには敬服しました。
ドラマはこの終わり方で、第2シーズンも撮っているらしいが、それならク・ギョファンが戻ってきてくれないと私もう観られないかも…、と思う位悲しい終わり方でした。