⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。
スコア5.0→全話鑑賞＝絶賛オススメ！
スコア4.0→全話鑑賞＝普通オススメ！
スコア3.0→全話鑑賞＝少しオススメ！
スコア2.0→途中リタイア！
スコア1.0→1話リタイア！
映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。
【2021年10月期ドラマ】
最終回まであっという間でした。
今季最高のドラマの一つです。
他の方のレビューによく書かれている「ハングマン」のオマージュだと…
う〜ん…
その要素は少し、1ミリぐらいはあると思う。私も幼少期に「ハングマン」見てたからね。
だけど他のレビューの意見と違うことを気付いたのでアップします。
藤井道人監督・演出、これ「クリストファー・ノーラン」作ろうと思ったでしょう！？「クリストファー・ノーラン」をドラマに組み込んだ新しい作品を作ろうとしたでしょう。
確信を付くけど「バットマン」3部作、特に「ダークナイト」「ダークナイト・ライジング」を意識して作ったでしょう！？
オープニングのメンバー紹介と「アバランチ」のタイトルの現れる演出や字体、カメラの構図、照明なのか画面処理なのか画像の色合い、時系列の前後変動、そこに出る日時のテロップ、極め付けは不協和音のストリングス（BGM）、キャラクターの構図など影響されてませんか！？
緊張感を持たすときに流れる不協和音のストリングス（BGM）は正にヒース・レジャーの「ジョーカー」が現れる際のBGMに似通っている。
キャラクターの構図なども、
羽生誠一（綾野剛）
まるで羽生は一線を越えそうで超えない危ないキャラクター。鬼気迫るところがある。→
表の顔が「ブルース・ウェイン / バットマン」、裏の顔は「ジョーカー」
山守美智代（木村佳乃）
正義の信念は登場キャラで1番強い。警視庁の最後の正義。→
ジェームズ・“ジム”・ゴードン
西城英輔（福士蒼汰）
正義の信念は捨ててはいない。正義心の燻ぼるキャラ。元捜査一課の警察官。→
ジョン・ブレイク / ロビン
牧原大志（千葉雄大）
打本鉄治（田中要次）
アバランチの頭脳と兵器開発キャラ。→
ルーシャス・フォックス
明石リナ（高橋メアリージュン）
闇落ちのギリギリのラインを生きるキャラ。命を軽く見る者に対しては容赦ない。ダークサイド側のヒロイン。→
セリーナ・カイル / キャットウーマン
藤田高志（駿河太郎）
正義から悪に落ちた象徴キャラクター。顔面の半分はC4で火傷、残り半分は無傷で残った。→
ハービー・デント / トゥーフェイス
8話で「アバランチ」がテロ組織に仕立て上げられますが、これって「バットマン ビギンズ」→「ダークナイト」の展開、ハービー・デントを殺したのはバットマンの展開と似てません。
“彼はヒーローじゃない
静かなる守護者
我々を見守る番人
闇の騎士
ダークナイト”
ですよ。正にコレ。
殺さずの姿勢。
正に「バットマン」
ジョーカー側を匂わす演出は、
❶「ダークナイト」の冒頭の銀行強盗のマスクの演出。
❷ジョーカーも犯罪を電波ジャックして世間に知らしめる。
「アバランチ」同じ演出していますね。
徹底的なのは、最終話の“郷原栄作内閣総理大臣”に会いに行く“羽生誠一”が車から降りて廊下を歩いてマスクをかぶるシーン。鮮血の付いた手でマスクを被った際にマスクの口元に血がべっとり付く。※鼻あたりにも付くが「ジョーカー」のオマージュだと悟られないためにべっとり付けたのだろうと解釈する。
まるで「ジョーカー」に見えてしょうが無い。
羽生が事件後病院の病室から居なくなる姿を消す演出は、「ダークナイト・ライジング」でバットマンが爆弾と共に姿をくらました演出に似通って仕方が無い。
余談ですが最終話に見せた俳優の演技、
羽生誠一（綾野剛）
❶撃たれた後の車内で山守に電話を掛け瀕死状態で話すシーン。
❷血塗れで“郷原栄作内閣総理大臣”にブローチを渡そうとする鬼気迫る演技。
➌セーフハウスでの撃たれた弾を取られたあとの迫真の演技。
❹郷原栄作内閣総理大臣”に会いに行く前の“羽生誠一”が車の中で脂汗を流しながら瀕死状態のシーン。
山守美智代（木村佳乃）
❶大山健吾とラスト対面シーン、
大山健吾「どこからが計算だったんだ」
山守美智代「すべて、です。」
の台詞から回想
羽生誠一「山守さん、もう芝居止めません」からの、山守美智代緊張の糸が切れでの涙を流すシーン。目の充血と真っ赤になった鼻…ヤバい。
大山健吾内閣官房副長官（渡部篤郎）
❶郷原栄作内閣総理大臣の部屋から出た後に刑事4人に呼び止められた時の、鬼の形相で左右睨み付ける演技。
いやー
他の方が言われている通り“アラ”は目立ちますよ。
※そんな事払い除けるぐらいの良いもの見せてもらいました。
探し出したらどの作品も“アラ”は有るでしょう。レビューを書かれている皆さんそう思いませんか？レビューを見られている皆さんそう思いませんか？
“俺たちが言えるのはここ迄だ！
このレビューを見ている全ての人間に委ねる！
それが俺たち「アバランチ」だ！”
