この手の『巨悪を暴く』系の話としてはオーソドックスな感じ。
アウトローな集団で、非合法でも何でもござれで声なく死んだ人間のために、腐敗した人間や組織を追い込む……という設定。
……思うんだが、凄腕ハッカーがいないと迅速に仕事が進まないんだよね……この手の集団。
アバランチのメンバーのキャラの強さ(彼等側に連続視聴するくらいフックする人間がいるか)で展開を引っ張っていく必要がまず高く必要なのだけれど、それはキャストの面々でクリアされていたと思う。
福士蒼汰演じる正義感あふれる若手の警察官・西城の成長が感じられる脚本と演出もあるのだけれど、彼が父親(神奈川県警のエリート)の隠蔽工作を知り云々の下りは、これ何か似てんなあ……???
と思えば『新聞記者』じゃん……💧
屋上で爆発して、ビルの窓ガラス割れなかったんだろうか?
それ地上に降ってきたりしなかったん?
渡部篤郎演じる大山の信念は、まー理解は出来るけれど手段を間違ったよね、という。
のらりくらりとして喰えない悪役という点ではまり役かも。
今回の綾野剛さんは、声音がちょっと作り声っぽくていまひとつ個人的に推しな熱が入らず。
千葉雄大さんの牧原くんを推しつつ鑑賞終了。