前半めちゃめちゃ引き込まれたけど、デスゲームってどうしても後半失速したように感じるのかな……面白かったけどジャンルがそもそも好みじゃないんだろうな…でも面白かった！
コロナ禍でフラストレーション溜まってるから、やり場のない怒りとか変なストレスはすごく発散できたかもしれん。それでもやっぱり見終わって何かが残るタイプのジャンルではなくて、ただただ先が気になるから見続けたって感じだった。私の栄養にはならなかった。ガム噛んで美味しかった、味なくなったから口から出した、みたいな感じ。今めちゃくちゃ虚無だ………。
作品が悪かったとかではなくて、人がバタバタ死んでいくし極限状態の中で試されて壊れていく人を興味本位で見続けてしまった自分への嫌悪というかさ………仮面つけてたVIPの人たちの汚さと変わらないじゃんっていう罪の意識がすごくある。「後半失速したな〜」って思うのも、前半でテンポよくバタバタ死んでいく速度を求めていたからで、それで納得できちゃう自分もやだ。
フィクションだから別にいいんだけど、VIPの人らも自分らと同じように命のある人間って思ってないから鑑賞できるんだよね…それはフィクションだからって人間たちの命が弄ばれていくのを平気で見れる私らと一緒じゃないのよ……って思っちゃうんだよな、デスゲーム見ると。いやフィクションと現実の線引きくらいせえよって感じだけどさ………！！！
セビョクがかっこよくて好きだった！！！！！
脱北とか韓国のお金事情とか、背景知ると激重ですよな、、、ゲーム以外でも追い詰められてるなって感じがすごくて、「ここから出ても地獄」なのがすごくリアルで重かった
