俳優の松尾諭のうそみたいな波乱万丈な半生を、主演・仲野太賀でドラマ化した作品。
面白かった👏
ええ~?!ってびっくりもたくさんあったし、ほっこりもたくさん。そしてラストはめちゃくちゃ泣いた。引くほど泣いた。
松尾諭の話なんだと思うと興味がわいたし、太賀くんの演技が上手すぎて余計に泣いたシーンが多かったと思う。それに、松尾諭と仲野太賀、全然似てないのに、どんどん似てくる不思議。ラストの口なんて、めちゃくちゃ松尾諭だった…。
アメリカパートで失速したなと思ったんだけど、というか実際失速したんだけど、最終話で全部回収出来ました。
兄役の草なぎ剛のギャグが、さっぶいなーと思っていたけど、実際さっぶいんだけど、それも、そんな事思ってごめんなさいでした。
別に、視聴者に向けて面白くなくていいんだよね。家族の、兄弟の思い出。長い長い時間の中にあるもの、あったもの。それが何であれ、温かい。
なんか、そのさっぶい感じがね、人の人生を覗き見した気持ちになったというか、ドラマの中にも、私には分からなくていい時間がそこにあったというか、そんな感じがして、振り返ってみればそのシーンシーンの積み重ねが凄く良かった気がしてます。
10話しかないし、テンポも早いのに、1話1話が丁寧で、駆け足感を感じなかったのも良かった。
面白かったです。