19世紀における北西航路開拓、北極の海で氷に閉ざされ身動きが取れなくなったイギリスの海軍艦テラー号とエレバス号の乗組員たちのサバイバル劇を描く、『ウォーキング・デッド』でおなじみAMC製作、巨匠リドリー・スコット製作総指揮のドラマシリーズ。
閉鎖空間&氷点下におけるサバイバル、人間ドラマ、リーダーシップ論の展開、てっきり『生きてこそ』みたいなお話になるのかと思いきや、唐突に乗組員たちを襲う白熊型モンスターが現れ、『遊星からの物体X』、それこそリドリー・スコット監督作『エイリアン』さながらのお話に変わっていくというのが本国でも賛否両論だったようです。
ドラマを超えたVFXはとにかく圧巻で世界観に見入りました。『ゲーム・オブ・スローンズ』のマンス・レイダーとエドミュアが上司・部下の関係というのは、一ファンとして笑いました。