茶一郎さんの映画レビュー・感想・評価

茶一郎

茶一郎

映画を教養としてお勉強、日々精進。
ドラマの記録も頑張ります
「映画鑑賞のための映画鑑賞」
劇場鑑賞メインで、後はその予習のための鑑賞としています
無言フォロー失礼致しますm(_ _)m
*投稿は個人的なものです。

映画(1378)
ドラマ(105)

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.8

 Netflixのグッドボタンを100兆回押しても足りないくらい……!
 廊下を流れる排水が、大空、そしてその空を飛ぶ飛行機を反射して映すという美しすぎるイメージ。家政婦である主人公のせかせかと働く様
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タイムシェア(2018年製作の映画)

3.5

 ダブルブッキング!他人との共同生活から始まる地獄の高級リゾート宿泊。家族3人で少し背伸びした休暇を、と思って泊まった「楽園は目の前に」の楽園は、楽園というより地獄だったという家族崩壊劇・パラノイアモ>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

 鳥だ!飛行機だ!いや、スーパーマンでもなくパッドマンだ!
 「月のもの」に男性が関わるというインドのタブーに立ち向かい、安価にナプキンを製造する機械を発明、インドにナプキン文化を根付かせた実在のスー
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.6

 米批評サイトRotten Tomatoesの「クリスマスホラー」特集で堂々の一位にランクイン!スリラー版『ホーム・アローン』の呼び声高い、クリスマスをブッ壊せ型映画『ベター・ウォッチ・アウト』。>>続きを読む

暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.8

 圧倒的な暴力の世界に放り込まれた男が、己の精神と肉体で掴んだ勝利によって復活する、まさにタイ極悪刑務所ムエタイ版『ロッキー』な『暁に祈れ』。 
 
 タイで薬物中毒になったイギリス人ボクサーがタイの
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来る(2018年製作の映画)

3.4

 これぞ平成最後の除霊大祭り。全然、怖くならないので心配して観ていたら、松たか子が行う余りにも大袈裟な除霊に手を叩いて喜び、岡田准一をワンパンでK.Oする剛腕に思わず吹き出してしまいました。

 「何
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モーグリ: ジャングルの伝説(2018年製作の映画)

3.4

『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム役、『猿の惑星』新三部作のシーザー役など、モーション・キャプチャー界の神様とも言えるアンディー・サーキスが監督を務める『ジャングル・ブック』の実写映画化が本作『モー>>続きを読む

ギャングース(2018年製作の映画)

4.0

 最高に牛丼が食べたくなる映画『ギャングース』。腐れ縁同級生の3人、「同級」は「同級」と言っても少年院で出会った同級生3人が、ドン底(住民票が無いというレベル)を抜け出すために犯罪者をターゲットに強盗>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.1

【記】怪我により馬に乗る事ができなくなってしまった青年カウボーイの葛藤を、アメリカの大自然を背景に描く『ザ・ライダー』。
 本作はカンヌの監督週間で高い評価を得た後、アカデミー前哨戦の一つゴッサム・イ
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へレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.4

 「21世紀で最も怖いホラー」、「現代版『エクソシスト』」の呼び声が高い最恐ホラー『ヘレディタリー』降臨。これは怖いというより「厭(いや)」、今後の人生で絶対、忘れないであろう厭〜なシーンが何個もある>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

3.7

 傑作『野火』のロングランヒット以降、『シン・ゴジラ』、スコセッシ監督作『沈黙』と、俳優としての活動が目立っていた塚本晋也監督の最新作『斬、』は時代劇版『鉄男Ⅱ』!原点回帰的一本で、やはり、あの塚本晋>>続きを読む

アウト&アウト(2018年製作の映画)

3.6

 『カルロス』!『JOKER』!『鉄と鉛』!全国の大きな男の子が喜ぶような作品がフィルモグラフィに並ぶ邦画ノワール・銃撃戦の名手きうちかずひろ監督の18年ぶりの新作映画と聞くと観ずにはいられない『アウ>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.3

 「どうやって撮ったの?」、「これ絶対、撮影中に死人でたよね」と撮影の心配ばかりしてしまい集中できない傑作フリードキン版『恐怖の報酬』a.k.a『ソーサラー』(ある意味、集中していると言える)。
 リ
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.8

 スクリーンに映るブリューゲルの『死の勝利』。まさしく『イット・カムズ・アット・ナイト』は、その「死」が勝利した世界、謎の病気が蔓延した黙示録後の世界を生きる父、母、息子の3人家族の物語です。
 
 
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.9

 『ハリー・ポッター』ワールド新シリーズ『ファンタビ』の二作目『黒い魔法使いの誕生』は、ポップで明るい1作目とは比較にならないほどにダークでシリアス、現代の社会問題を魔法世界に映し込んだ社会的な一本に>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.1

 「幽霊の話」なんて聞くといかにも怖そうなホラーを想像させられますが、この『ア・ゴースト・ストーリー』は徹底的に切ない映画。「死は永遠の孤独だった…助けて」と、傑作『回路』が語った通り、本作も死後の世>>続きを読む

ザ・ディザスター・アーティスト(原題)(2017年製作の映画)

4.3

 「映画史上最低の映画はどうして出来上がったのか」。最低映画の『市民ケーン』と呼ばれる『The Room』(未)のメイキングと、製作・監督・脚本・主演を務めた謎の人物トミー・ウィソーを描く『ディザスタ>>続きを読む

カムガール(2018年製作の映画)

3.7

 【記】セクシャルな行為を生配信してお金を稼ぐカムガールを主人公としたスリラー。「デ・パルマが女性のセックスワーカーについて描いたような作品」など、本国では批評家ウケも良く、実際、文法をブッ壊すほどに>>続きを読む

バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.4

  Netflix公開のコーエン兄弟最新作は、久々に意地悪なコーエン節を味わえる西部劇を舞台にした6つの小噺集です。

 前作『ヘイル、シーザー!』がコーエン兄弟による50年代のハリウッド黄金時代への
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.9

 混沌としたメキシコ麻薬戦争、その地獄で辛うじて正義を求める女性FBI捜査官を描く作品と思いきや、原題『Sicario(殺し屋)』の通り、まさかのある「殺し屋」が主人公の映画だったという『ボーダーライ>>続きを読む

アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~(2018年製作の映画)

3.9

 Netflix×デヴィッド・マッケンジー監督×主演クリス・パインの『最後の追跡』コンビ再びな本作『アウトロー・キング』は、アイルランドの英雄ロバート・ザ・ブルースa.k.aロバート1世の死闘を描く歴>>続きを読む

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.4

 おはマンディ!こいつはまた途轍もないものがきましたね……『マンディ』、今すぐ『レギオン』、『ドクター・ストレンジ』、『アメリカン・ゴッズ』と並んでTSUTAYAの「見る麻薬」のコーナーの新作棚(そん>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.7

 クイーンの伝説的名曲誕生物語なので、クイーンのファンは失神必至。さらに、この地球上で文化的な暮らしをしていれば聞いた事が無いなどあり得ないあの名曲群が生まれる過程に、ファン以外もテンション爆上がりで>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

 韓国版『X-MEN』、もしくは韓国版『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』の呼び声高い『The Witch/魔女』は、実に韓国映画らしい、キキやメアリが裸足で逃げ出すバイオレンス満載の超能力アクショ>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

 「好きなシーンは全部カットされた」と主演のトム・ハーディが語ったり、ワールドプレミアでは「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)が始まる前の時代から漏れ出たような作品だ」と感想が漏れ出たりと>>続きを読む

狼男アメリカン(1981年製作の映画)

4.1

 コイツは最高にクールなホラー・コメディ。メイクアップの天才リック・ベイカー氏の特殊造形による腰を抜かすほどに素晴らしい狼男変異シーンが一人歩きして語られているこの『狼男アメリカン』ですが、その特殊造>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.2

 本国タイで大大大ヒット!アピチャッポンだけではないタイ映画のエンターティメント、ド直球の凄まじいパワーを見せつけられる『バッド・ジーニアス』。

 「クライム・サスペンス」というジャンルながら題材と
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.4

 冒頭、スクリーン一杯に広がる緑の山々と青い空は、何と懐かしいあのWindows XPの壁紙。これは凄い。そして、この凄さは全編がPCの画面のみで語られるという特殊な語り口にあるのではなく、そのPCの>>続きを読む

アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

3.7

 全世界を驚愕させ、もうアクション映画のエポックな一本として数えても全く問題ない『ザ・レイド』の生みの親ギャレス・エヴァンス監督による新作『アポストル 復讐の掟』は、アメリカ製、かつNetflixプレ>>続きを読む

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

 それこそ今すぐ千鳥のお二人に島ロケしてもらいたい「変態島」を舞台に繰り広げられる捜査線、ミステリー。
 少女捜索のために敬虔なキリスト教信者である警察の主人公が下り立った島は、昼は露出狂と思うほどの
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テルマ(2017年製作の映画)

4.1

 精妙。「北欧ホラー」という宣伝文が吹き飛ぶほどに青春の映画で、純愛の映画。思えば冒頭のシーン、北欧映画的な寒々しい大自然を背景に、狩りをする親子の内、鹿を見つけた親が猟銃をその鹿に向けたと思いきや、>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

4.0

 単独犯として世界最悪の無差別殺人をしておきながら、刑務所で「プレイステーション2を『3』にしてくれ」と奇妙な懇願をした事が印象的なクソ野郎テロリストによる「ノルウェー連続テロ事件」を映像化した実録映>>続きを読む

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.3

 (不謹慎ながら)「観た後は飛行機に乗れなくなるモノ」の最高傑作『ユナイテッド93』。
 アメリカと世界を分断させた「9.11」・「アメリカ同時多発テロ」において、唯一、目標物への突入に失敗した「ユナ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.5

 「謎のブロンド美女失踪事件に巻き込まれたサエない主人公のLA私立(勝手に)探偵モノ」と、映画好きなら一息で言い切れる100万回見たLAノワールを、無数のポップカルチャーと自伝的な内容に浸し、「古典ハ>>続きを読む

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.4

 両親を亡くした孤独な主人公が!ポンコツ二流魔法使いの下で呪文の修行を!
 スピルバーグ率いるアンブリン・エンターティメントによる『BFG』以来のファンタジー・アドベンチャーな様相で、これは家族連れで
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.7

 映画が始まりワーナー・ブラザーズのロゴが出るやいなや始まるバックス・バニーとダフィ・ダックの掛け合い。でもこの映画、別に『ルーニー・テューンズ』では無いですからね。
 『ゴッドファーザー PART
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