茶一郎さんのドラマレビュー・感想・評価

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茶一郎

茶一郎

一流シェフのファミリーレストラン シーズン1(2022年製作のドラマ)

4.4

 『ボイリング・ポイント/沸騰』の生き別れた双子の兄妹のような「レストランという戦場」系ドラマ。超絶長回しの7話は『1917 命をかけた伝令』を凌ぐ命をかけた戦場度数。【記録】

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silent(2022年製作のドラマ)

4.2

 貸し借り、借りた物、貸した物のオデッセイというか。物を貸し借りしているだけでコミュニケーション、人と出会い別れることの本質のようなものに触れていて舌を巻く。字幕を筆頭に、画面上に現れる“テキスト”に>>続きを読む

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ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(2022年製作のドラマ)

4.8

 「戦争」「合戦シーン」のミゲル・サポチヌク監督が出産という闘いを描いた、女性の闘いと男性の戦い(ごっこ)を映す1話の残酷なクロスカッティングから始まり、それで終わるシーズン1。オープニングに流れる血>>続きを読む

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ベター・コール・ソウル シーズン6(2022年製作のドラマ)

5.0

 人はタイムマシンがなくとも、人生の分岐点に戻り、過去の後悔を背負って新たな未来に進む事ができる。
 ハイゼンベルクの物語をウォルターが終わらせ、ソウルの物語をジミーが終わらせる。『ブレイキング・バッ
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セックス・エデュケーション シーズン2(2020年製作のドラマ)

4.6

【記録】性被害をこんなに真摯に、しかも面白く描けるのはこの作品だけ。感動しました。

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ノット・オーケー(2020年製作のドラマ)

4.3

【記録】『キャリー』×『このサイテーな世界の終わり』のようなシニカル青春超能力モノ。シーズン2で一気に面白くなりそうです。

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このサイテーな世界の終わり シーズン2(2018年製作のドラマ)

4.6

【記録】『ホステル2』的前作からの視点変え続編(続シーズン)。このサイテーな世界も生きる価値があるらしい。

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このサイテーな世界の終わり シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.7

【記録】アリッサの「ウォ?(what?)」を聞くためにリピートしてしまう

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セックス・エデュケーション シーズン1(2019年製作のドラマ)

4.7

【記録】ジョン・ヒューズ型の青春モノを現代の視点でアップデートする、青春モノの新たな基準。

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マンダロリアン(2019年製作のドラマ)

4.7

【記録】『スカイウォーカーの夜明け』の前に見ていたら……

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マインドハンター シーズン2(2018年製作のドラマ)

4.7

【記録】実践編となったシーズン2。ここでも舞台はアトランタか!人種的・性的マイノリティの物語が絡む。自分の中の悪を写す「悪の写し鏡」となるマンソンとビルの対決は今後、何回も見るであろうベストスリリング>>続きを読む

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ドラキュラ伯爵(2020年製作のドラマ)

4.6

【記録】『SHERLOCK』meets ブラム・ストーカー!

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全裸監督(2018年製作のドラマ)

4.5

動画でレビューをしました

https://youtu.be/k7bgLYuGR90

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トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング(2019年製作のドラマ)

4.5

 贅沢!だが!長い!精神的にも長いが、今回は物理的にも長い!私的に「レフン時間」と呼んでいる醸成されたレフン監督独特の映像時間を、満遍なく体感できる贅沢なドラマシリーズ。

 「予算が尽きるまで長くし
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ゲーム・オブ・スローンズ 最終章(2019年製作のドラマ)

4.6

 ずっと「視聴者の見たいもの」を見続けさせてきたGOTが、最終シーズンにきて膨大な数の「再撮影要望」を集める事になるとは…
 不満の最大の原因は、早急すぎる大風呂式の回収で、こちらが作り手側の事情を察
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アメリカン・ゴッズ シーズン2(2019年製作のドラマ)

4.0

 アメリカ残酷大陸版『聖☆兄さん』で、宗教という古いメディアがSNSなど新しいメディアとの戦争を行うという擬人化版神々の争い。
 シーズン1の「今度は戦争だ!」というフリを壮大にスカす、話を進めても
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グッド・プレイス シーズン3(2018年製作のドラマ)

4.6

 いつの間にやらコメディの皮をかぶった「哲学ドラマ」になってしまった。2018年は本作、『バリー』そして『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』と「自由意志」についての物語が目立った年でした。【記録】

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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン3(2018年製作のドラマ)

4.7

 「何でこんなに面白いんだろう…」と見始めたら、止まらなくなってしまった。やはり面白い。  

 本シーズンは、ロメロが冷戦の恐怖をゾンビの恐怖に置き換えた『死霊のえじき』から始まる通り、ついにソ連が
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シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件(2018年製作のドラマ)

4.6

 ドラマ的には『ビッグ・リトル・ライズ』の監督ジャン=マルク・ヴァレ× 『ゴーン・ガール』原作ギリアン・フリン最凶コンビドラマ。

 田舎町で起こった少女惨殺事件を捜査するものの、田舎特有の閉塞感とし
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アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺(2018年製作のドラマ)

4.5

 要するに『世界仰天ニュース!』なのですが、犯人の背景と動機を時系列を逆転させることで視聴者の興味を最大限に引っ張る下世話な構成にヤラれました。
 もちよん下世話さだけではなく、ライアン・マーフィーの
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ホームカミング(2018年製作のドラマ)

4.6

 軍人リハビリ施設「ホームカミング」で働いていた過去と、何故かその時の記憶を失いダイナーのウェイトレスとして働く現在を異なるアスペクトで見せていく。冒頭、超現実的な俯瞰視点から、「あれ?過去の世界は現>>続きを読む

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アトランタ:略奪の季節(2018年製作のドラマ)

4.7

 「この季節は強盗の数が増えるから『シーズン2』ではなく『略奪の季節』」という、ヒロ・ムライ×ドナルド・グローヴァーは今最も信頼できる作り手コンビだと確信させられます。
 「迷い込んだ先で奇人変人に出
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ボディガードー守るべきものー(2018年製作のドラマ)

4.7

 BBCで最大の視聴者数を記録した伝説的なドラマと聞いて配信開始すぐに観ていましたが、「なるほどリチャード・マッデンは寡黙な仕事人がよく似合うなァ」なんて浅はかな感想を何度も飛び越えてくるので、その度>>続きを読む

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キングダム(2019年製作のドラマ)

4.4

 「韓国宮廷モノ×ゾンビ」という、つまらない訳がない設定を、『トンネル』や『最後まで行く』など面白い映画ばかりを撮っているキム・ソンフンが監督を務めた逸品。
 『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』がベ
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ラウダーミルクの人生やり直し手伝います シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.4

【記】これを作っていた優しいverのピーター・ファレリーが、後に『グリーンブック』でアカデミー作品賞を獲るとは……【録】

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ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス(2018年製作のドラマ)

4.6

【記】『ヘレディタリー/継承』と同年に、それを越えるくらいのホラーが登場していたという奇跡。
 後に語り草になるであろう5話は、映像表現の素晴らしさはもちろん、『回路』的な「死の寂しさ」を描く伝説の回
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GLOW: ゴージャス・レディ・オブ・レスリング(2017年製作のドラマ)

4.3

【記】ジャガー横田さんスタンバイしてください!な女子プロレスモノ(Netflixお得意の80年代)。女性のしたたかさを描くのはお手の物で、アフリカ系、アジア系そしてインド系まで広い人種構成のメインキャ>>続きを読む

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オリーヴ・キタリッジ(2014年製作のドラマ)

4.6

【記】後に『天才作家の妻』の脚色をする事になる、女性脚本家ジェーン・アンダーソンの最良のお仕事の賜物。
 フランシス・マクドーマンド×リチャード・ジェンキンスという最強の夫婦の段階で傑作ですが、『スリ
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バリー(2018年製作のドラマ)

4.5

【記】ビル・ヘイダーがピックアップされているだけで傑作なのは間違いなしですが、「演技」についてここまで誠実にアプローチしている作品だとは思いもしなかった。エミー賞でもビル・ヘイダーが見事、コメディ部門>>続きを読む

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