アメリカドラマ、映画の「逃亡者」を
現代日本でやった感じ。
観る前から、彼はやっていない
という前提で見ているので
結末としては想像通りにはなる。
もし彼がやったのか否かわからない
という風に作品が進んだら
また違った印象になったかもしれない。
事件が起こり、警察や検察が
筋書き通りに事件を処理していく怖さは
ドラマだけの話ではないので
巻き込まれてしまったら
大変だなと思うし
真実よりもメディアに載った情報で
いかに人が思い込みや流されるかを
感じることはできる。
もし同じような立場で目の前の相手の
正体に気づいた時に、
本当に自分が接した、体験したことから
判断できるか難しいなと感じた。
結構粗さのある話だとも思うけれど
認知症の方が事件に関わってきた時の
難しさなど考えさせられる部分は
多かった。
4話という長さもちょうどいい。
主人公は少し前なら山田孝之さんが
演じていたような感じ。