SANUKIAQUAさんの映画レビュー・感想・評価

SANUKIAQUA

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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.7

若い頃に見ていたけれど
難しくてよくわからなくて
忘れていたので再鑑賞。

うる星やつらのキャラと舞台、世界を
うまく使って実験的なことをしてて凄い。
絵的にも物語的にもいろんな知識がないて
楽しめな
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

2.8

見終わった後、ちょっと虚しくなったかな
頭の中で考えて世界や宇宙の謎を
解き明かすことに夢中な科学者たち
注目をあびない静かな場所で
研究に没頭したい…
そういうところだよ!って思った。
世の中に出ろ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

何回観ても面白い。
主人公が望まない世界を知り
成長するのが
単純なサクセスストーリーとは違うし
成功を他人目線ではなく
自分目線に持ってきているから
より面白いんだろうな。

自分が知らない世界を
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

5.0

リアルタイムでこの曲が
発表された時に聴いていたんだけど
当時は数人しか名前と顔、
それぞれの代表曲が一致しなかった。

あれから随分時が経ち
参加しているアーティストの曲を
たくさん聴き、
そんな彼
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.2

色々な愛が錯綜するバレンタインデーの
1日を朝から夜中まで描いた
アンサンブルキャストムービー。

この手のラブコメにしては
ちょっと長くてダレ気味。
100分くらいでまとめて欲しかった。
そのために
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.5

ローマの休日から
ノッティングヒルの休日へ
身分の差を超えなかったモノクロから
格差を超えるカラーの時代へ
アン王女は結ばれなかったけれど
アナの選択は…

映画的には世界的女優と
街の片隅の書店員の
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.9

実話ベースの話は大好きだけど
美化しすぎてしまったりする作品が
あったりするんだけど
この作品は実際の当時の映像、
本人の映像を挟みながら
ありのままを描きだそうとしているのが
非常に良かった。
こん
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

下品さは抑えめに
アクションは派手に
原作再現度高めで
満足のいく実写化でした。

シリーズ化されるので
割とゆっくりめで作られていて
安心しました。

シリーズものはどうしても一作目は
色々説明しな
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小さなバイキング ビッケ(2019年製作の映画)

3.8

幼い頃テレビアニメで見ていたけれど
どんな話だったかはもう忘れていて
ただ可愛らしい洋風のキャラクターだけを
覚えていました。

最新の3DCGアニメ化ですが
色も柔らかく、動きもポップな感じ。
キャ
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ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)

4.4

堺雅人さん主演の日本版が好きで
見たいけれど配信にないので
韓国版を鑑賞。

原作を未読なのだけれど
原作を今度読んでみよう。

どうしても日本版と比べてみるけれど
主演の方がリスペクトなのか
堺雅人
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バービー(2023年製作の映画)

4.3

バービー人形が自身の存在に疑問を持ち
人間世界にやってくる
面白い設定で人間社会の今を炙り出す。
バカっぽい映像とセリフで
強烈に今の世の中を批判していて
頭のいい方が作っているね。

単純な女性の社
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

5.0

映画館で観ていて
身体がブルっと震える瞬間って
それほどあるわけでなくて
本作のクライマックスで
それが訪れて結末わかってるのに
ちょっと泣いてしまいました。

黒柳徹子さんが今になって
続編を刊行し
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.5

時代が変わっても
戦争がただただ悲惨なことは
変わらないね。
権利者が初めて犠牲になるのは
普通の一般市民。

舞台は第一次世界大戦なんだけど
今現在進行している戦争と
何が違うんだろう。

何もわか
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

未見の名作を観てみよう。

タイトルの「戦場のメリークリスマス」は
非人間性と人間性のギャップの組み合わせで
映画の舞台と季節を表しているし
キャッチーで印象に残る。
けれどもどうしても第一次世界大戦
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.8

三部作の完結編。
いかに締めるのか。
タイトルからして、
また物語的にも悪が滅び去ることは
必然の結末となっているわけで
果たしていかに勝つのか
一体何に勝つのか
指輪は何を表しているのか
そしてどう
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.6

第一作が紹介なら第二作の本作は
いかにキャラクターへ感情移入させ
かつ指輪を葬ることの困難さを
染み込ませることに注力されている。

キャラクターへの感情移入を促すためには
それぞれに活躍の場を与えれ
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.4

三部作の中ではおとなしめだけど
続く二作に感情移入し盛り上がるのは
この最初の一作目でしっかりと
世界観や各種族の特性とか関連性を
描いているからだと思います。

特にホビットたちの日常生活が
いかに
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.4

あれから40年か。
まさかアイバン・ライトマン監督の
息子が続編を監督するとはね。

作中で80年代が
めちゃくちゃ昔みたいに言われていて
そんな?って思ったけれど
自分の中学生時代に
40年前の事を
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ツインズ(1988年製作の映画)

4.0

久しぶりに見ると懐かしさもあり
大変楽しく見られた。

当時はシュワルツェネッガーと
スタローンが二大アクションスターとして
競い合っていた。
スタローンは脚本が書けるが
シュワルツェネッガーは書けな
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

映画館の大スクリーンと大音響で観る
それが正しい楽しみ方かと思います。
音響、音楽も素晴らしかったです。

ハリウッド製のゴジラ映画が
ド迫力で面白いのに比べて
本家日本製はなんか理屈ぽいなと
感じて
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

とても繊細な美しい作品でした。
無垢な長寿の種族の女性が
偶然出会った赤ん坊と生きていく。
血はつながっていないけれど
いつも共にいる二人と
血は繋がっているけれど
一度も会えない二人。
対比的になる
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.2

アニメをある程度見てから
実写が気になり見てみたんだけど
鈴木亮平さんがちゃんと猛男してて
笑いを通り越して、すごいなこの男!
ってなった。

男は見た目じゃない
を見事に表現。
イケメンも見た目じゃ
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

5.0

もう一度記憶を更にして観たい
そんな作品の中の一本です。
初めて見た時に、
謎の数々、ピンチの連続とアクションに
夢中になりました。

ハリソン・フォードが約40年に渡り
演じたインディ・ジョーンズの
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.8

結婚式の表と裏を描いたコメディ。
長いスピーチとかで
時間が読めないとこを
上手く時間内に納める
結婚式場のスタッフの方の苦労。
結婚式に臨むそれぞれの
人生模様が面白かった。
結婚式やらないカップル
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

動いてこそアニメーションだよ
というくらいによく動く。
しゃんと背筋を伸ばして歩く
そっと歩く、人により、年齢により
立場や状況により動きは変わる。
その描写が物凄かった。
それは人だけでなく、草も雲
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.3

昔からヤンキー映画や漫画が
ウケるのがピンとこない。
この映画はそんな側に立つ人からみた
風刺漫画なんだろうと思う。

終始ありえない設定に展開で
笑わせてもらったのでOK。
でもそれだけ。
バカリズ
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

この内容をアクションエンタメにしたの
凄いなと思います。
真面目に描いたら多くの人に届かないかも。
エンドロールで紹介されている人たちは
きっとインドのために戦った人たちなんだろう。
そういうことを私
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ポンペイ(2014年製作の映画)

4.2

火山の噴火により一夜にして
灰に埋まって消えた街として
有名な街ポンペイ。

イタリアのどのあたりにあるのか
知らなかったのだけど
ナポリから20キロ程度の距離だったのか
でも灰に消えたのはポンペイで
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.0

映画館で観て以来久しぶりに鑑賞。
ほとんど内容忘れていました。

海の上のマッドマックスなんだけど
監督と主演の親友2人のケビンは
どこか優しいので
マッドマックスみたいな突き抜け感はない。
制作され
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大河への道(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

日本地図を作った伊能忠敬の話
と思っていたら
変化球で来て意外でした。
え?そうなの?
って話もあり
知らないこては多いと思いました。

中井貴一さんはこういう
中間管理職の役が本当にハマる。
安心し
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

前作を観た感想はストーリーより
トムクルーズ頑張ってる、すごい!
という感想だったのだけど
今作は脚本もすごく良かったし
ユーモアもふんだんにあり
もちろんアクション盛りだくさんで
上映時間長いけれど
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.4

このシリーズはやはり映画館の
大スクリーンで鑑賞したい。
戦場のスケール感と臨場感は魅力だし
腹に響く重低音に心躍る。

今回の楽しみは前回を観た時の予告から
李牧とホウケンを誰が演じるのかだった
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

先日ハリソンフォードが
80歳で最後のインディ・ジョーンズを
演じたことに際してトム・クルーズは
彼の年齢までMIシリーズを続けたい
と語っていました。
スピルバーグやルーカスが
彼らにとってのジェー
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

4.0

もっとコメディかと思ってたけど
意外に重い内容でした。
パワハラな部分は嫌な気持ちに
なる人もいるかもね。

老人をターゲットにした
詐欺事件から始まるけど
主人公がその事件にこだわる
理由があきらか
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

観るのを楽しみにしながらも
いざ劇場に入ると胸が締め付けられる
ような気持ちになってしまい
オープニングからワクワクというより
ハラハラするというか複雑な気持ちで
見入ることになりました。
このインデ
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.5

ジョン・カーペンター監督作品での
冒頭シーンにつながる
ノルウェー基地で何が起きたかを描く。
心拍音のような効果音と
オープニングのスタッフ紹介の文字の
フォントが前作と同じで
敬意を感じました。
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